フイルムコミッション その1。
夏期休暇を利用して、地方に行ってきました。そしたら、某空港では、ちょうど、映画の撮影をしていました。
こういうのは、フイルムコミッションといって、全国的にはやっています。
このフイルムコミッションの定義ですが、全国フイルム・コミッション連絡協議会によると、
映画、テレビドラマ、CMなどのあらゆるジャンルのロケーション撮影を誘致し、実際のロケをスムーズに進めるための非営利公的機関です。現在、AFCI(国際FC協会)に加盟しているだけでも、世界41カ国に307の団体があります。それらの多くが国や州・市など自治体等に組織されており、国内ばかりでなく国際的なロケーション誘致・支援活動の窓口として、地域の経済・観光振興、文化振興に大きな効果を上げています。
となっています。
このフイルムコミッションのメリットとしては、①観光PRの切り口が増えること、②ロケ隊が実際に消費活動を行う直接的経済効果、③映像を見た人が旅行者として訪問、消費活動を行う間接的経済効果、などが考えられています。
国際観光協会の報道資料によれば(2002年12月20日)、直接的経済効果については、トム・クルーズ主演で来年公開される「ラストサムライ」のロケのため、姫路市内で消費された金額の合計は、姫路フィルムコミッションによる調査の結果、計6 日間のロケで延べ1 億円以上にもなったと指摘しています。
少し、このフイルムコミッションについて考えてみようと思います。
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