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2007年3月10日 (土曜日)

食を活用したまちおこし。その1。

先日、某紙から、標記のテーマでインタビューを受けた。そこで、私が話した内容について、思い出せる範囲で、記してみようと思う。

ちなみに、今まで、何回か新聞や雑誌にインタビューを受けたが、某紙はインタビューおわった後、「謝礼を振り込みますので・・・」ときた。はじめてのことだったので、つくづく、天下の朝日新聞は違うなぁ・・・と思った次第です。もちろん、謝礼はいただきませんでしたが。

まず、最近は、B級グルメを活用したまちおこしが活発化している。このB級グルメの定義だけど、B級グルメ厳密な定義はないが、

B級グルメとは、「和食なら懐石料理、洋食ならフランス料理のフルコースなどを「A級グルメ」とした場合、それらよりも価格がはるかに安いが、美味しい料理のこと」と捉えることができる。

例えば、「お好み焼き」「たこ焼き」「焼きそば」「カレー」など庶民的料理のことを指す。なお、味がB級(いまいち)という意味ではない。

と捉えることができる。

で、B級グルメと食による地域おこしの背景を考えると、①基本的に日本人は食にうるさい。以前、外国の友達から聞いたことがあるが、「食い倒れ」という言葉があるのは日本くらいらしい。また食べるために行列をつくるのも日本人くらいらしい。

②趨勢的に地元志向が強まっている。例えば地元大学の進学や、居住地の選択、就職先の決定なども、地元志向が強まっている。これは数字的に明らかになっている。

また「地域学」の隆盛なども、地元志向の一つのあらわれと捉えることができる。そういう意味では、地元を再発見するための一つの手段として「B級グルメ(食)」が使われているのだはなかろうか。

③年収の減少が「B級グルメ」に向かわせる(「貧乏だけと、B級グルメを堪能し、プチリッチな気分に」という感じになるのではないか)。

この前も示したけど、国税庁「民間給与の実態調査結果」によれば、平成9年が467万3千円であったのに対し、平成15年は443万9千円に減少している。ここから、グルメを堪能したいがお金がない。大衆食堂はイヤである。ならばB級グルメに行こう!なんて発想があるように思われる(大衆食堂もB級グルメも基本的にかわらないと思われる)。

「グルメ」とは「食通。美食家」という意味がある。一方で「B級」とは「第2位の等級。B級。2流」という意味がある。この相反した言葉をくっつけた「B級グルメ」という言葉がおもしろい。B級なのに、グルメという「上流志向的な表現」をつけることこがおもしろい。

B級グルメ(食)の地域おこしの現状をみると、「佐世保バーガー」「八戸せんべい汁」「横須賀海軍カレー」「横手やきそば」「富士宮やきそば」など枚挙に暇がない。

B級グルメ(食)を集めた「B-1グランプリ」が開催されている。この「B-1グランプリ」は、全国に存在するB級グルメを推進する団体・グループが連携し、B級グルメの祭典として開催されるものである。

B級グルメ(食)に焦点を絞った地域おこしが各地域(各自治体)で盛り上がりつつある。その一つの理由として、地域団体商標制度が緩和(制度設計)されたことも考えられる。

<つづく>

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