「・・・が」に気をつけること。
思いつくままに、作成している「論文作成講座」です。
今回は「・・・が」に気をつける、ということを述べたいと思います。
こんな文章があります。
①私は元気だが、母も元気である。
②私は元気だが、父は元気ではない。
この「・・・が」って、微妙なのです。何が微妙って、この「・・・が」は順接にも逆接にも、使えてしまうから、微妙なのです。
この「・・・が」が多用されている文章が意外に多く存在します。その結果、文章が不明確・不明瞭になってしまいます。
そうならないために、上記の文章は、次のように明確に書きましょう。
①私は元気だ。そして、母も元気である。
②私は元気だ。しかし、父は元気ではない。
つまり、「・・・が」を排除し、順接or逆説の接続詞を明確に使うことにより、文章をクリアにしましょう、ということです。
これを読んでいる皆さんも、自分の文章(論文)を読んで「・・・が」を数えてみてください。意外に多くあると思いますよ。
というわけで、また続く。
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