住民からの苦情の葉書。
市民から苦情の手紙が届くと、庁内のLANに公開して、「皆さん、気をつけましょうね」という周知をする自治体は多々あります。皆さんの自治体はどうでしたか。
私が自治体職員だった頃は、苦情の葉書が回覧でまわってきたような記憶があります。
ある自治体は、苦情の葉書をPDF化し、関係課の職員全員にEmailで送付するケースもあるようです。
これって、萎縮しちゃうよなぁ・・・その苦情の葉書が、的を射ていないことかもしれないし、ぜんぜん誤解によるものかもしれないし・・・(自治体は、その苦情と戦うべきと、私は勝手に思っている)
で、皆さんの自治体も、上記したようなことをしているのではないでしょうか。
で、で、ある自治体職員の方から聞いたのですが、苦情の葉書と同じくらい、お礼とか賞賛した葉書も届くそうです。例えば、「××職員には、これこれ、こういうことでお世話になった。ありがとう。」という内容です。
そういうお礼の葉書も、(個人情報は伏せて)、庁内のLANで公開したり、回覧すべきと思います。人は褒めることで伸びますから。そのことは、曽野田さんも指摘しています。
苦情の葉書だと、職員が萎縮してしまいますし、「そんな苦情の葉書ばかり、市には届いているのか。そんなに悪い市なのか・・・」と思ってしまいます。実は、お礼の葉書も届いているのですが、単に、それを公開していないだけのようです。
私は、人は褒めることで伸びると思っているので(承認欲求)、このお礼の葉書も届いたら、ぜひ、庁内で公開したほうがいいと思います。
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