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2008年10月14日 (火曜日)

シンクタンクの労働について。

この前、シンクタンクに勤務する研究員たちと飲んだ(ちなみに、再来週は、別の部類のシンクタンクの研究員たちと飲む。こちらは、たまにすごい飲み会になるので、戦々恐々としています)。

いずれの皆さんも、部下を抱えており、そんな部下に対する悩みになった。そんな悩みを聞きつつ、いまいち、私の中で結論が導出されていないのだけど、ちょっと、ここでメモっておこうと思います。

まず、研究員の成果は何か?という点である。これについて、いろいろと回答があると思うけど、まぁ一般的には、クライアントからの要望・要求に従い、調査研究をまとめることだと思います。端的に言うと、最終的には報告書の作成・提出になると思います。

で、そこで飲んでいた皆さん、部下の「何を悩んでいるか」という話なんだけど、その調査研究のアウトプットが、部下から、なかなかあがってこないと言うのです。

まぁ、締切日までに、報告書は間に合わせればよいので、その辺は大目に見ているそうです。けど、その部下の残業時間がすごいことになっているらしい(その会社はタイムカード制なので、しっかりとつけているらしい)。

当たり前だが、調査研究にかけられる費用は無限大ではない。限られた予算の中で、やっていかなくてはいけない。けど、その部下さんは、きっちりと残業時間をつけているとのことです(もちろん、これは正当な権利なんだけど、この点でも議論となった)。

でで、私は、「シンクタンクの仕事というのは、時間をかければ、よい成果品ができるというわけではない」と思っていて、この点を悩んでいます。私は、そう思っているんだけど、もしかしたら、「この考えは、違うかなぁ・・・」と、少し思っています。

けど、やっぱり、私は、特に、この仕事(シンクタンクの活動)なんて、時間給ではかれる仕事ではないと思っています。

ででで、さらに言うと、私の経験上、時間給にこだわる研究員に限って、よいアウトプットが導出されない傾向があります。この考えは、だいたいみんな一致していた(その結果、そういう人は、研究員に向いていないという意見が多数でした。つまり、時間給にこだわる人は、時間ではかれる仕事に転職したほうがよいと・・・)。

個人的には、シンクタンクの仕事を時間で片付けようとする人に限って、クライアントが納得のいかない成果品をだす傾向があり(すなわち、不良品)、そうなった理由として、彼ら彼女らは「時間がなかったから・・・」と言ってきます。

このことに対して、誤解を覚悟で指摘すると、私の解釈は、「能力がないから、時間がかかるのでしょう」ということになり、「それなのに、時間給を請求するのは、どうなんでしょう」と言うことになります。

でででで、この考えって、すごく評判の悪い、ホワイトカラーエグゼンプションに近いですよね。なので悩んでいるのです。。。

まぁ、この問題は、いろんな研究仲間に聞いて、私なりに考えていこうと思っています。

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