自治体シンクタンクについて。
自治体シンクタンクについて、メモを・・・
その定義は、「地方自治体の政策創出において徹底的な調査・研究を行い、当該問題を解決するための提言を行うために組織された機関(団体)」と私は捉えている。
今日、「自治体シンクタンク」と称している機関を実態面から把握すると、「一つの地方自治体と密接に関係を持つ非営利を志向したシンクタンク」と考えられる。そして、より具体的に指摘すれば、①一つの地方自治体と密接に関係を持つ政策研究機関(団体)であり(つまり政策実施機関ではない)、②一つの研究に特化するのではなく幅広く政策研究を行う機関(団体) 、と捉えることができる。
新たな傾向としては、信用金庫が非営利型のシンクタンクを設立するような形態も出始めている。これはなかなかおもしろい。設置の理由は、信用金庫の役割でもある地域社会への奉仕、還元の1つの方策として考えられているようである。
この自治体シンクタンクは、図表の非営利型シンクタンクにおける一つのパターンである。自治体シンクタンクは4類型される(というわけで、つづく)。
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