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2009年6月29日 (月曜日)

自治能力は身についたのだろうか。

「地方公共団体関係者の意識改革を徹底して、第1次分権改革の成果を最大限に活用し、地方公共団体の自治能力を実証してみせてほしい」地方分権推進委員会最終報告「分権型社会の創造:その道筋」)

わが国が分権型社会に進むにあたり、2001年6月に地方分権推進委員会がだした最終報告の中の言葉です(第1小の「第1次分権改革を回顧して」より)。

地方分権一括法により、国と地方自治体は対等・協力の関係になりました。

以前と比較して、地方自治体は多くの権限を手にしました。けど、この権限を享受している地方自治体はたくさん存在しているのでしょうか(私は存在しているとは思えません)。

地方分権から9年が経過しようとしていますが、依然として、この権限を享受している地方自治体が少ないような気がします。また、この権限を最大限に享受できるだけの自治能力を確固として備えた地方自治体が多くないような気がします。

少しでも、地方自治体が自治能力を持つことができように・・・そして、その前提として、政策形成能力を備えた自治体職員がたくさん出てくるように・・・という思いで、最近は、職員研修にまわる日々です(というか、単なる旅行好きなんですが。旅行好きですが、基本、ひきこもり系なのて、ずっとホテルの部屋に閉じこもっています)。

というわけで、今週は、いわき市にきています。

00101221_2先ほど、ホテルから撮影したいわき市街です。

いわき市は、最近まで、ドッカンドッカン大型工事をしていた感じがするのですが、だいぶ落ち着いていました。不景気のせい?単にプロジェクトが終わったせい?

深夜に歩いていると、今回はなんとなく人かいるような・・・前回は、まったく人がいなかったのですが・・・たまたまでしょうか。

たまに現地に訪れると、いろいろと変化に気づき、楽しいです。今週は、いわき市のほか、あっちこっちに移動する週です。

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