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2009年9月 6日 (日曜日)

「犯罪に強いまち」か「犯罪のないまち」か。

2003年に国は「犯罪に強い社会の実現のための行動計画」を策定しました。同行動計画は、「平穏な暮らしを脅かす身近な犯罪の抑止」、「社会全体で取り組む少年犯罪の抑止」、「国境を越える脅威への対応」、「組織犯罪等からの経済、社会の防護」と「治安回復のための基盤整備」の5つの重点課題を設定し、それぞれについて具体的な施策を推進してきました。 

この行動計画を受けて、多くの地方自治体が「犯罪に強いまち」というフレーズを使用してきました。しかし、このフレーズをよくよく考えると、少しおかしい気がします。なぜならば、「犯罪に強いまち」ということは、「犯罪の発生を許容している」ということになるからです。

そのように考えると、本来ならば、「犯罪のないまち」が正しい使い方であるような気がします。 ちなみに「犯罪に強いまち」というフレーズから、私の抱く印象は、「おい、こら、犯罪たちよ、どんどんかかってこいよ!」と、地方自治体がファイティング・ポーズをとっている姿である。この姿を想像すると、少し滑稽です。。。と、ここまで書いてきて、この「犯罪に強いまち」も悪くないかも・・・なんて思ってしまいました。

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ここまで数回、安全・安心に関する記事を書きこみました。この安全・安心に関する図書が11月に東京法令出版から出版される予定です。

牧瀬稔・鈴木潔編著で、書名は『安全・安心を創出するための15の視点』(仮題)になります。この2年間で、相次いで図書を出版してきましたが、しばらく休憩に入りそうです。ただ、機会があったら、またどんどん図書を出していきたいと思っています。

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