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2009年9月25日 (金曜日)

シンクタンクの苦悩。

「人間は過去の経験にも左右されます。過去に仕事で成功している経験が多いと、それにいつまでもこだわりがちです。成功体験は生かせることのほうが多いでしょうが、環境が変わったときには、通用しなくなってしまいます。ですからビジネスの世界では「成功体験を忘れよ」とよく言われます。」(藤沢晃治『疑う技術』PHP新書)

私はシンクタンク業界に身をおいて、まぁまぁ長くなった。年齢的には中堅社員になってきた(心は、まだまだ18歳のままであるが)。

シンクタンク業界のシンクタンクの多くは、国や自治体からの調査研究に従事している。しかし、この国や自治体からの調査研究だけでは食べていけない現状がある(もしかして、食べていけないのは、弊所だけか?)。

なぜ、食べていけないのだろう・・・と考えていたら、一つの暫定的な結論にたどり着いた。それは、国や自治体が非営利組織ということである。

非営利組織が対象としている業務の多くは、市場ベースにのっからない、儲けることのできない分野である。そんな非営利組織である国や自治体から流れてくる仕事で「儲けよう」「食べていこう」なんていうのは難しいのではないか・・・なんて思うようになった。

そもそも、「儲けようなんて思っいない国や自治体」を対象に、「儲けられる仕事をゲトしよう」なんて思うシンクタンクの発想が間違っているのではないか。て優香、非営利組織から、儲けられる仕事がでてくることは、基本的にはないのではないか。

そう考えると、国や自治体を対象に仕事をしていくことは、無理があるのだなぁ・・・なんて思うようになった(実は、思うようになったのは、3年前から)。

きっと、シンクタンク業界の新たなビジネスモデルを構築(というか模索か)する時期に来ているんだよなぁ。。。

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コメント

M市Tさま
肋骨骨折のほうは・・・近々、完治したかどうか確認にいきますので、よろしくお願いします。

投稿: M研究員 | 2009年10月15日 (木曜日) 23時43分

そうですね。
自治体の多くは、職員でシンクタンク機能を確保できる可能性が高いのに、あえて委託する傾向があります。理由は外部からの提案であり自分たちの都合で考えたのではありませんという場合が多いと思います。その実、委託先にはあれこれ注文つけて自分たちの都合に合わせているのも現実としてよく目にします。だから、いくら委託して報告受けたり提言うけても成果でないわけです。
しかし、最近は委託そのものに職員が疑問を持ち始めています。
新たビジネスモデルとても重要だと思います。
PS 昨日、肋骨骨折しました。

投稿: M市T | 2009年9月27日 (日曜日) 18時12分

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