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2010年2月 9日 (火曜日)

自治体の自主勉強会の一つの意義。

私は、いろいろな自治体の自主勉強会に参加している。ボランティアベースですが、私自身もいい影響を受けるので、時間がある限りは、全国どこにでもいきたいと思っている(もちろん「誘われたら・・・」です)。

この自主勉強会を開催する理由は、それぞれあると思われる。出会いの場であったり(私は「出会いの場」の提供も大切な要素と思っている)、飲み会の口実であったりもする(自主勉強会後の飲み会の効用は大きいものがあると思っている)。

その中で、私の一つの重要な理由は、「人材を腐らせないため」という意図もある。

桜の咲く季節に、大志を抱いて入庁した自治体職員の中には、数ヶ月後、自らの選んだ選択に失望してしまう者が少なくない。その理由はいろいろあると思われるが、私は次のようなことが、もう一つの原因であると実感している(入庁数年目を対象としたヒアリング調査から)。

★入庁する数ヶ月前・・・「おぉ~!いよいよ4月から自治体職員だ。バリバリ仕事をして、いい政策を開発して、住民福祉を増進していくぞっ!」

★入庁して数ヶ月後・・・「おいおい、なんで窓口サービス課に配属なんだよ。ぜんぜん政策つくれないじゃん。俺の「政策バンバンつくるデキる公務員像」という理想はどこいった?」  

入庁して5年経っても7年経過しても、「対住民業務」や「事務的業務」が繰り返され、政策を開発する場面が訪れることがない(しょせん社会人なんてそんなもんだが、その現実になかなか気がつかない)。

その結果、優秀であった職員が、だんだんと腐ってしまうことが少なくない。あるいは腐らなくても失望し深く沈みこみ、なかなか浮上してこない。

私の個人的な感想だが、若い自治体職員ほど頭を使う機会を欲している。けど、実際はそのような機会が少ない現状がある。

そこで、そのような優秀な人材を腐らせることなく、「いつかはチャンスが絶対くるよ。その日のために頭を訓練しておいてネ」という意味を込めて、自主勉強会を開催している。いま、いろんな自主勉強会のお手伝いをしているが、実は、私は、こういう深い意図もあったのですよ。。。

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