« 自治体職員と地方議員の条例案作成の違い。 | トップページ | 本物はすごい。 »

2010年4月 6日 (火曜日)

祖父の愚痴。

政策を考えるとき、漠然と頭にあるのが、「普通の住民が幸せになれる政策をつくらなくちゃいけない」と思っている。そして、「普通の住民」でイメージがあるのは、一緒に暮らした祖父母の姿である。

祖父は、20年以上前になくしたので、いまいち記憶が定かではないが、よく、次のようなことを言っていた。

○ 小さいときに両親をなくしたため、弟や妹たちを養わなくてはいけなくなった(小さいときというのは、確か小学生高学年か中学生くらいだったと思う。弟や妹は、5~6人いたのではないか)。身寄りがいなくなると、みんな去っていった(結構、いいトコのおぼっちゃんだったらしい。けど、財産も、とられてしまったらしい)。

○ 学業を修めることができず、後悔した(財産をとられたのも、世間知らず、学問をしっかりと押えていなかったから)。戦時中は、戦争に行ったら、上司に自分よりはるかに若い大学生がきて、よく殴られた(この話が意外に多かった、というか、記憶に残っている)。社会でいきていくためには、やはり学問を修めることは大切である(こんな発言が多かったから、私は博士号を取得できたのかもしれない)。

○ しばしば国や行政は、自分たちの生活を無視して、制度を決めてしまう(学問を修めていないから、理論的に反論できない。感覚的に反論しても聞いてくれない)。困っている人が助かるいい制度をつくってもらいたい。

そのほか、いろいろと思い出されるのだけど、要は、私に愚痴っていたのである。その愚痴が意外に私には参考になり、常に何かしら考えるときは、祖父母を脳裏に描いていするように思う。

祖父は、よく小遣いをくれたのでよかったです。私も、そういう人間になりたいと思います。

|

« 自治体職員と地方議員の条例案作成の違い。 | トップページ | 本物はすごい。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 祖父の愚痴。:

« 自治体職員と地方議員の条例案作成の違い。 | トップページ | 本物はすごい。 »