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2010年4月 9日 (金曜日)

地域コミュニティの可能性、その1。

先月、新宿区の自治体シンクタンク「新宿区新宿自治創造研究所」が主催したシンポジウムにパネラーとして参加してきました。

コーディネーターから話を振られ、私がコメントした内容について、下記します。

[コーディネーターの質問] 地域コミュニティの再生について、どう思いますか。

[私の見解]

○地域コミュニティの再生は難しい。何が難しいかと考えると、モデル(模範とする事例)がないからである。「地域コミュニティのモデルはこれだ!」と決まっているのならば、演繹的な手法により、そのモデル実現に向けて、取組んでいけばいい。しかし、モデルが見当つかないから、難しいのである。

○特に新宿区の場合は、マンションで生活している住民が多い。他の地方自治体では見られない特徴である。この特殊な要件の中で、地域コミュニティを再生していくことは、ますます難しい。

○しばしば使われるのに「地域コミュニティの再生」や「新しいコミュニティの創造」などがある。「再生」を目指すのか。「創造」を目指すのか。「再生」と「創造」は大きく異なる。この点も明確にしないから、コミュニティに関する議論が収集つかないのだと思われる。

○さらにつけ加えれば、この「コミュニティ」はブームなのではないか。もう少し冷めた視点でコミュニティを考えることも重要ではないか。いまは、日本全国どこにいっても「コミュニティ!」「コミュニティ!」である。私は仕事で地方圏に行く機会が多いが、そこでも「コミュニティ!」である。しかし、首都圏の地方自治体と比較すれば、地方圏の地方自治体は、かなりコミュニティがあると言ってよい。もう少し、冷静にみる必要があるのでは?

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という感じで、5分でお話ししました(つづく)。

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