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2010年5月21日 (金曜日)

人口減少時代はどうなるか、その2。

既存の公表されている推計人口をみて気が付いた点は・・・感想レベルですが、次のように思いました。

○東京都の一人勝ち状態である。この前、タクシーに乗った時、その運転者からいい話を聞きました。それは後日、ここで書きます。

○第2次ベビーブーム世代が意外と出産傾向に走っていない(と推測される)。この出産に至らない傾向はますます続くと思われる。その結果、人口減少は、ますます進む。

そして、今後の日本の人口動向はどうなっていくか、私になりに、勝手に考えると、

○人口の減少傾向は変わらないと考える。国立社会保障人口問題研究所の将来人口推計の低位推計(以下)で推移していくのではないか。

○国民の劇的な意識の変化(例えば、二世帯や三世帯での居住志向の高まり)と生活水準(それは「年収」と捉えてよい)の向上がなければ、合計特殊出生率は改善しない。

○しばしば「地域で育てる」などと言っているが、理想論である(もちろん、うまくいっている地域もあるが、極めて少ない)。都市部(定義により異なるが、人口の6割~8割が都市部で生活していると言われている)に住む国民の多くは、地域(近隣住民)と距離を置きたくて生活している。

○東京圏、関西圏、福岡圏(以下、都市圏という)が膨張し、それ以外の地方圏は衰退していくことになる。人口が拡大する地域には労働力や市場価値を求めて企業の移入する。人口が拡大し企業が増加すれば、税金が増加する。そして、その地方自治体は、ますますよい行政サービスを実施する。そして、そのよい行政サービスを求めて、人口や企業が移入する・・・という「地域成長の善のスパイラル」が展開される。一方で、地方圏は逆の現象が起こり、「地域衰退の負のスパイラル」となる。

○衰退する地域が一発逆転するには、地域発展のモデルを構築できるかにかかっている。

ちなみに、「成長」と「発展」の意味は違っている。「成長」というのは、英語ではgrowth。今のこのモデルがそのまま量的に拡大するとgrowth、成長という。子どもの背は成長する、そう、大きくなる。別に子どもが大きくなって鳥になったり猿になったりするわけではない。人間(既存)のモデルのまま量的に拡大するのが成長である。一方で「発展」は、それとは違い、英語だとdevelopment。この場合は、例えば「おたまじゃくしがカエルに変わる」、「青虫がさなぎを経てチョウに変わる」ことをdevelopment。すなわち何を意味するかというと、先ほどのモデルが変わるという(妹尾堅一郎・東京大学客員教授、妹尾先生、いつもお世話になり、ありがとうございます)。

というわけで、続く?

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