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2010年6月18日 (金曜日)

都市間競争って何何?

何の獲得を目指して、都市(地方自治体)は競争するのか・・・それは「住民(等)」である(「等」と入れているのは事業者等も考えられるため)。

ピーター・ドラッカー(Peter Ferdinand Drucker)は事業活動進めていくための目的として「顧客の開拓」と端的に述べている。確かに、顧客が増えていかないことには(少なくとも現状維持は必須である)、事業の活動は担保されない。

そして、この顧客が地方自治体にとっては住民である。その視点で考えると、地方自治体が都市間競争に取組む目的は「住民の獲得」となる。

しかし、わが国は人口減少時代に入っているため、住民の獲得を目指した都市間競争は「ゼロ・サムゲーム」になってしまう。この「ゼロ・サムゲーム」とは、複数の人が相互に影響しあう状況の中で、全員の利得の総和が常にゼロになることである。例えば、一方が得点すると他方が失点するため、全部の持ち点の和が必ずゼロになるというゲームである。つまり、都市間競争においては、勝った地方自治体がいれば、負けた地方自治体もいることを意味する。

そして現状をみると、東京の一人ダントツ勝ち状態であり、「東京の一人勝ち。多くの県の負け」という実態である。よく地方圏にいく私は、「こんなのが都市間競争なのかな~」なんて思うし、「なんか違うなぁ・・・」と漠然と心に抱いている。

「じゃ、お前(私)が地方圏に移動(引越)しろよ」と言われても、地方圏に、あまり行きたくないというのが本音である(たまに行くのはいいけど、ずっと住むのは難しいような・・・けど、意外に住んだら「都」かもしれない)。

で、最近というか、ずっと気になっているのは、意外に地方圏の多くの地方自治体が「都市間競争!都市間競争!(で大変な時代だ)」なんて連呼していたりする。その様子を垣間見ると、連呼している人たちは、本当に、その「大変な時代」を理解しているのかなぁ・・・なんて思ってしまう。

都市間競争!というわりには、のんびりしている。毎年、何百人、何千人と住民を減少させているのに(死亡の自然減や引越などの社会減)、「いや~都市間競争で大変です。おっと定時になりました。そろそろ帰ります」なんて感じである(定時で帰ることは決して悪くない)。

こんな光景を目の当たりにすると、「現実感を持って、都市間競争と言う言葉を発しているのか」と疑問に思ってしまう。

・・・というわけで、また支離滅裂になってきたので、再構成して、後日、書き込みます。「結局、おまえは何をいいたいんだ?」という声が聞こえてきそうなので。。。私もよくわからないのです(ここで書くことによって、私の考えをまとめているのです)。

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コメント

今晩は。暑くなりましたね。
御多忙の御様子ですね。
腰痛はいかがでしょうか?

さて、都市間(地域間)競争って何なのか、私もよく判らないのですよ。
「足による投票」が、地方財政学や行政学の教科書に載っていますが、それでは、解決できない問題があります。

例:
ある地方財政学者は、障害者福祉等の予算は、国が統一しないといけないとした。なぜなら、障害者福祉予算を増額した自治体ほど、納税力の強い者が転出し、障害者が転入し、財政が苦しくなるが、これは、正当な競争ではないと考えられるから。
ただし、逆に、過疎地の地方新聞が、国土の均衡ある発展が国是だと社説で書いているのを見ると、いつそれが国是になった?と疑問に思いますが。

平成7年頃、過疎地のある町長さんが、地元新聞に、地方分権により、国からの補助金や交付税が増額されると書いていましたが、実際には逆でした(教科書的にはこちらが正しい。)。
こういう勘違いが、また全国で生じていないか心配です。人のことは言えませんが。全然まとまっていないコメント失礼しました。

投稿: 年金のt.m. | 2010年7月 4日 (日曜日) 02時34分

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