「日経グローカル」に自治体シンクタンクの記事があります。
本日届いた「日経グローカル」に、自治体シンクタンクの記事があります。そこに、コメントしています。コメントを掲載してくださり、浅田さま、ありがとうございました。
そのコメントですが、「研究成果を政策に反映せよ」なんて、上から目線で言っていて、恐縮です。特に「・・・せよ」なんて、本当に、偉そうで、「お前は何様だ?」なんて言われそうです・・・恐縮です。
しばしば、新聞や雑誌の取材を受けると、やはり言い切ったほうがよいので、「・・・せよ」的な書き方になるのですが、自分で言うのも何ですが、私は極めて謙虚です。いや、謙虚というよりは、オドオドです。
とにかく、いつもオドオドです。電話なんてかかってくると、なぜかいつも、「すみません。M研究員ですι(´Д`υ)アセアセ」なんて、必ず、「すみません」から入ります。本当に、オドオドなのです。
自治体シンクタンクについて、偉そうなコメントを言っていますが、まったく偉くないことは、私自身が理解していますので、偉そうなコメントにお許しください。
その記事にもありますが、港区が「港区政策創造研究所」を先月に設置しました。今春は、あと数自治体において設置される予定です。また、私のところに、しばしば自治体シンクタンクを設置に向けた問い合わせがあります。
取材でも指摘したのですが、また設置に向けた問い合わせにも、いつも伝えているのですが、安易に自治体シンクタンクを設置しようとするのではなく、既存の企画部門の(再)活性化させることが第一に大切です。それをしないで、自治体シンクタンクを設置すれば、政策力(企画力)が向上すると考えるのは、大間違いと思います。
また、それでも、もし、自治体シンクタンクを設置するのならば、自分たちの自治体に合致した自治体シンクタンクを設置していただきたいと思います。私は、そのことを常に念頭において、アドバイスをしています。他の自治体シンクタンクを真似しても、それはあまり意味はありません。模倣は、しょせん、元祖を超えることはできません。
あとあと「しばしば自治体シンクタンクは終わった」という発言を耳にするのですが、一応、数的には増加傾向にあります(「日経グローカル」でも数字がでています)。ので、そういう発言をする人は、結構、いい加減で、ちゃんと実態を把握していないのです(これは、私も注意しなくてはいけません)。
けど、自治体シンクタンクがブームになることはありません。むしろ、ブームになってしまったら、それは自治体シンクタンクの終焉を意味するのだと思います。
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