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2011年5月28日 (土曜日)

首長マニフェストと議会の視点。

議会が首長のマニフェストを捉える視点について考えました。

まだ調査を進めている最中なんですが、首長がマニフェストでかかげた提案のすべてを「No」というのは問題と思いますが、少なくとも、「+α」の観点から修正できると思います。実は、この「+α」という視点からの修正がほとんどありません。現状の多くは、「No」という視点からの、削減・縮小的な修正が多くなっています。

また、昨今の首長はマニフェストを掲げて地方自治の世界に乗り込んできます。しかし、首長のマニフェストは、地方自治のすべてを網羅しているわけではありません。ここが重要なポイントです。

そこで、議会の役割として、その首長が掲げたマニフェストから「漏れた」項目に着目し、議会として「加える」という視点からの修正を迫ることも必要です。しかし、この観点も希薄なようです。

昨年度、全国の都道府県議会と政令市議会をはじめ、さまざまな議会の実態調査を実施し、上記の感想を持ちました(上記の傾向を発見しました)。

この点は、まだ考察中です。

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