« 幹事が遅刻。 | トップページ | 座る→足を組む→立ち上がる→また座る。 »

2011年6月21日 (火曜日)

公と民の違い。

政治家や自治体職員がいきている「公的文化」と、それ以外の方(例えば、民間企業者や民間従業員など)が生きている「民的文化」は、大きな違いがあるようです。そもそも、会話の内容がまったく異なり、双方が意見交換すると、かみ合わないことが多々あります。

公的世界にいきる人々の発言の内容は、「抽象論」が多いということです。一方で、民的世界に身をおいている人々は「具体論」が多いという特徴があります。その理由を考えると、顧客が異なるからです。

例えば、国の場合は顧客は「国民」となります。国民って、120歳も国民ですし、41歳も国民、男性も女性もいるし、フリーターも起業家もいるわけです。すなわち顧客が千差万別であり、その千差万別の顧客を対象とすると、どうしても抽象的な発想にならざるを得ないわけです(国を自治体にかえても、結局は同じことになります)。

一方で、民間企業の場合は、一般的に想定する顧客が極めてクリアです。どの企業も、自社にとっても顧客を明確化して、事業活動を進めています。また、商品開発の場合は、セグメント化して、顧客のターゲットを絞っています。すなわち、民間企業は具体的という発想で活動しているのです。

なので、公人と民人が意見交換すると、「理念はすばらしいけど、具体的に何をするのか」という民人から公人に向けての意見がでます(新聞社の社説って、こんな論調だけですね)。けど、これは仕方ないことなんです。だって、顧客が老若男女であり、極めて幅広いため、すべての顧客が享受する政策を考えると、どうしても抽象化してしまうからです。

一方で、「具体論だけでは、方向性が間違ってしまう可能性がある」や「その場しのぎの取り組みではいけない」というのが、公人から民人に対する意見だったりします。これも仕方ないですよね。だって、具体化の世界でいきているのが民間企業ですし、抽象論の商品開発やサービスの提供なんて、食べていけないですから・・・。

何がいいたいかというと、私もよくわからないのですが、「公」と「民」はまったく異なるということだと思います。この点を認識しないと、大変なことになっちゃいますよ、ということです。

|

« 幹事が遅刻。 | トップページ | 座る→足を組む→立ち上がる→また座る。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 公と民の違い。:

« 幹事が遅刻。 | トップページ | 座る→足を組む→立ち上がる→また座る。 »