« 野菜。 | トップページ | 研修の風景(特殊な事例)。 »

2011年10月 3日 (月曜日)

あなた自治体議会は何型?

1002

今日は、依頼原稿をずっと書いていました。久しぶりに机に向かい、アウトプットを構築できたので、満足です。本当に、今日は、10時間以上もパソコンに向かい、「うんうん」と考えていました。

以下は、そこで記した原稿の一部です。そのまま転載します。

---

いきなり「あなたの自治体議会は何型?」と聞いているが、血液型を尋ねているわけではない(ちなみに筆者は、気を使いがちのO型である。そのためお腹を壊すことが多い)。いま、この章を読んでいる中に自治体議員がいるならば、自らの議会は図表3のどこに位置するか考える必要がある。

縦軸に「政策の立案機能」をとり、横軸に「執行機関の監視機能」として、自治体議会の機能別にみたマトリクス分析である(自治体議員の議員力のマトリクス分析と捉えてもよいだろう)。もし、あなたの所属する議会が「Ⅰ型」に位置するのならば「最高!」である。地方自治法で規定している自治体議会の理想像を体現している。

一方で「Ⅳ型」の場合は、地方自治法という観点から捉えると「最悪!」となる。誤解を覚悟で指摘すると、Ⅳ型の自治体議会は存在意義がないだろう。いっそうのこと、自治体議会を廃止して、直接民主制を採用したほうがよい。

地方自治法94条には「町村は、条例で、第89条の規定にかかわらず、議会を置かず、選挙権を有する者の総会を設けることができる」とあり、直接民主制を認めている。ただし、現時点では、直接民主制を実行している町村はない。この規定を反対解釈の観点に立てば、地方自治法の中には「市は選挙権を有する者の総会を設けることができない」と、直接民主制を禁止している規定はない。そうであるならば、市においても直接民主制を採用することは可能と考えることもできる。

残りの「Ⅱ型」と「Ⅲ型」は「言うだけ星人」の自治体議員が多数存在している議会が想定される。ここで指摘する「言うだけ星人」とは、「あれやって!」や「これもやって!」ばかり言う自治体議員のことである(もちろん、全員がそういうわけではない)。しかし、まだ議会の役割を果たそうとしている姿勢があるだけよい。

今日、多くの自治体議会を観察すると、依然として「Ⅳ型」が多いような気がする。しかし、近い将来「Ⅳ型」の自治体議会は淘汰されていくだろう。昨今では、「Ⅰ型」を目指して動き出した議会も少なからずあり、その意味では、自治体議会の明るいと捉えることができる。

|

« 野菜。 | トップページ | 研修の風景(特殊な事例)。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: あなた自治体議会は何型?:

« 野菜。 | トップページ | 研修の風景(特殊な事例)。 »