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2011年10月12日 (水曜日)

行政評価・・・って。

行政評価の意味を調べると、ある地方自治体は「行政が実施している政策、施策や事務事業について、成果指標等を用いて有効性、効率性、必要性を評価することであり、行政自らが住民の視点に立って点検・評価し、その結果を次の企画立案に生かすことによって政策の質的向上を図るための行財政改革の一手法」とあります。

この行政評価について思うことが多々あります。ちなみに、私は、いくつかの地方自治体の行政評価委員会の委員をしていますが、その地方自治体を批判しているわけではありません(担当者は真摯に「自らの業務として」取り組んでおり、頭の下がる思いです)。行政評価に対して、私が思うことです。

まず、行政評価の難しい点は、「評価結果がE判定の場合は・・・」をどう考えるかが難しいのです。つまり、E判定「だから、廃止する」という見解と、E判定「だからこそ、拡充しなくてはいけない」と2通り考えられるのです。ここに行政評価の限界があると思います。

また、例え「廃止」を選択したとして、その廃止によって不利益や日常生活に被害を受ける方が少なからずでてきます。それをどう考えるか、ということも、私には難しいです。

さらに、少なくない地方自治体が、外部評価委員会を設置して、行政評価を実施していますが、その場合、行政評価の実施者は、選挙をえた議員ではないため、正当性がありません。

そうは言っても、評価すること「自体」は必要と考えます。

けど、最近の行政評価は「評価することが目的化」している傾向があり、また「評価して(何ら反映されず)おしまい」ということが顕著です。その結果、過度に、行政評価について期待を持っている市民にとっては、失望感を招くことになります(これは「事業仕分け」についてもいえることと思います)。

さらに言うと、地方自治体の事業の評価(≒行政評価)は、本来、「議会(議員)」がすべきことです。たぶん、議会が、そういうことをしていないから、いけないのだと、私は勝手に思っています。

という感じで、この行政評価には、いろいろと思うことがあります。そのうち、また書きたいと思います。

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