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2011年11月 1日 (火曜日)

政策財務の意味。

最近、「政策財務」に関心を持っている。とりあえず、メモ書きです。

●政策財務の定義

・ 政策財務とは、「政策を実現するための財務管理の手法」である。この政策財務という用語は、国分寺市役所の小口進一氏の造語とされる。

・ 特に政策財務は、地方自治体における「個別の政府政策に伴う政府支出の<ヤリクリ>」であり、「支出論つまり政策論」を重視する(松下圭一(1996)『日本の自治・分権』岩波書店)。

・ 政策論を重視することから、将来の財政状況を推計する技術をはじめ、コスト開示の手法などを、財務的視点からの政策手段の比較選択の手法も含む。そして、この政策財務は、一部では政策法務と重なる。・ 政策実現の手段として財政に関する様々な事務を捉えているところに意義がある。

●「財務」と「財政」の違い

・ 一般の辞書には、財務とは「財政に関する事務」とある。一方で財政とは「国または地方公共団体が、その存立を維持し活動するために必要な財力を取得し、これを管理・処分する一切の作用」とある。

・ 財政は地方・中央政府レベルでの財源の集約・配分問題で、いわば収入論・財源論であり、財務は地方・中央政府レベルでの政策選択をめぐる財源のやり繰りで、いわば支出論・政策論である(松下圭一(1999)『自治体は変わるか』岩波新書)。

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