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2012年1月22日 (日曜日)

議員提案政策条例の手法。

「議員提案政策条例の手法」という内容で、800字で1年ほど連載してきましたが、先日、無事に終わりました。この件でも、いろんな方に多々お世話になりました。ありがとうございました。

下記が連載最後の原稿です。校正以前の原稿なので、ちょっと文章がかわっています。何はともあれ、約1年間にわたり、いろいろとお世話になりました。

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本連載は主な読者を地方議員と想定し、議員の政策力の確立と向上に貢献できることを目的として進めてきた。実に様々な観点から議員提案政策条例の具体的手法について紹介してきた。どの程度、政策力の構築と拡充に寄与できたかは読者に判断していただくしかないが、そのような思いで執筆を進めてきた。

本連載を終えるにあたり、再度、議員提案政策条例の意義について言及しておきたい。著名な登山家が「なぜ、あなたはエベレストを目指すのか」と問われたとき、「そこに山があるから」と答えたことは有名である。このエピソードを参照にすると、「なぜ、政策条例を提案しようとするのか」という質問に対し、それは「地方議員であるから」という回答になる。

地方自治法に明記してあるように、議員提案政策条例は地方議員に課せられた一つの大きな使命である。その使命を放棄することは、地方議員としての存在価値はない。地方議員である限りは、たとえ提案しようとする政策条例が結実しなくても、議員提案政策条例の実現を目指す気概は見せて欲しい。

地方議員としての原点に立ち、真摯な思いで政策条例の立案に取組む行動は、執行機関や地域住民など地方議員を取り巻く周囲の視線も変化させていくだろう。その結果、それぞれの主体がそれぞれの役割を認識し、地域を彩りあざやかにしていくために善の競争が展開されていくと考える。

最後になるが、地方議員一人ひとりの政策力が増大してこそ、地方議会を含む地方自治体という組織の充実もある。そして組織が充実すれば、住民の福祉の増進を実現していく施策や事業を住民に提供できる。地方議員の政策力を問う試金石が政策条例の立案である。政策条例の立案に取組むことで、地方議員としての覚悟を示して欲しい。

と、少々キツイことを書いたかもしれませんが、まずは第一歩を踏み出すことが大切と思います。長期間にわたり読んでいただきまして、ありがとうございました。

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