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2012年1月 8日 (日曜日)

実践と学術のギャップ。

私は、まだまだなんちゃって研究者なんですが、いろいろな学術団体(学会)の学術委員や査読委員などをしています(シンクタンク枠でいれていただいていると思っています。なかなか定例の委員会に参加できなくて、すみません)。

この前も、ある学術論文を査読したのですが、その学術論文で考察している対象が、私が以前取り組んだ仕事でした。こんなことは、たまにあります。

そこで、いつも思うことは、実際に事業を実施している担当者と、その事業を考察対象とする研究者の間には、かなりのギャップがあるということです(私だけにしか当てはまらないかもしれませんが・・・)。

「おいおい、ここの考察は、実務者からみると、ぜんぜん視点が違うだろう・・・」

「なんで、こっちを評価するの。あっちに力を入れた事業だし、そもそもあっちの問題を解決するために実施したのに・・・」

「てゆうか、この事業は、この部分では反面教師となっているんですよ。なんで、その反面教師を賛嘆しているの・・・(その反面教師として取り上げている論文を読んでいないの。先行研究が足りないんぢゃないの)」

など、多々、思うことがありながら、査読しました。

こういうことを通じて、いつも思うことは、実践と学術には、まだまだギャップがあるということです。もちろん、このギャップが「悪い」とか「いい」とかは、立場によって、評価が異なると思います。けど、私が学術は社会で使えてこそ意味があるという立場をとっていますから、このギャップがありすぎる論文を拝読すると、「どんなもんかな・・・」なんて疑問を持っちゃいます。

そんな私の専門は、自治体政策学です。

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