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2012年3月10日 (土曜日)

職員研修課の役割。

自治体研修を運営する研修担当課の役割は極めて重要である。研修担当課に所属する職員は、自治体研修のプロデューサーでなくてはいけない。より具体的に言うと、自治体研修に参加した職員の「思い出づくりのプロデューサー」である。

ここで言うプロデューサーとは、自治体研修全体を統括し、参加した職員に「ああ、研修に参加してよかった」という思いを抱かせる者をいう。 研修担当課が「思い出づくりのプロデューサー」ということを認識していれば、モチベーションを高める様々な手段は自発的に実施するだろう。そして、もっとよいアイデアも登場するだろう。

また、研修担当課の職員自身が受講してみたい研修カリキュラムに積極的に構成しなおしていくだろう。これは自治体研修におけるイノベーションの登場である。

現在の研修がなかなかモチベーションを高めることができないのは、研修担当課の職員が「職業公務員」になってしまっているからである。自治体研修を単なる業務として捉えてしまい、そこには温もりがない。そのような職員が運営する自治体研修は無味乾燥であり、参加する職員にとっては面白くないし、役に立たない内容となってしまう。

そうではなく、研修担当課が積極的に自治体研修をプロデュースしていくという思想と行動が求められるし、何よりも担当者自身が楽しまなくてはいけない。そうすることにより、モチベーションが高まる自治体研修へと変貌していく。そして結果として、研修に参加した職員の絆が強まり、自治体内のコミュニティも強化されていく。

なお筆者は、自治体内のコミュニティを強くしていくことが自治体間競争に勝ち抜く一つの要諦と考えている。

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上記は、『ガバナンス』に寄稿した一部です。詳細は、近々発売される『ガバナンス』の4月号をご覧下さい。

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