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2012年4月 3日 (火曜日)

企業誘致に思うこと。

都道府県を中心に、地域活性化の手段として「企業誘致」を選択する場合が多い。この点について、私がちょっと気になっているのは、既存の企業誘致というのは、例えば神奈川県が勝てば大阪府が負ける、大阪府が勝てば三重県が負ける、つまり国内での企業誘致ということが気になります。

つまり、国内の企業を対象としている限りでは、ゼロサムゲームということです。どこかが勝てば、どこかが負けるということが多々あります。なので、企業誘致をするならば海外から企業を持ってこないと意味がないなぁ・・・と思います。現状では、どこかが勝てばどこかが負けてしまうということなので、あまり意味がないような気もします。

特に、最近の企業誘致は補助金も高額化してきています。ある団体は、百数十億円となっています。お金があるところが勝ってしまう、そういう状態なので、結果的には企業誘致すると規模の大きな地方自体だけが勝ってしまう。なので、もっと海外から企業を持ってくるということを考えていかなければいけないなと思います。

昨今の、企業誘致の目指すところは、ほとんどが「大企業」誘致なのです。ただ、よくよく考えると、当たり前なのですが、大企業はもともと中小企業だったんですよね。中小企業が大企業になっていくわけです。そのように考えるのであれば、もっと「起業」に力を入れるべきと思います(もちろん、やっていると思いますが、「もっと」です)。

もっとベンチャー起業の支援をやって、起業から中小企業へ、そして大企業を育てていくということを地方自治体がやっていかないと、いつかは大企業も枯渇してしまうということなのです。 よくよく考えると、今のソニーにしてもパナソニックにしても全部町工場から始まっていますから、その中小企業をいかに中堅企業、大企業にしていくか、そういう視点をもっと持っていかないといけないと思います。

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