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2012年5月25日 (金曜日)

どうすれば政策力が高まるか。

こちら】に寄稿した文章を下記します。

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自治体職員が政策力を確立させ向上していくためにはどうすればよいのでしょうか。この問いに対し、森啓・NPO法人自治体政策研究所理事長は、次のように述べています。それは「自治体職員が政策能力を高めるには自身の実践体験を文章にすることが重要です。政策決定と政策実行の過程で予測し実践したことを文章にするのです」とあります(森啓(2003)『「協働」の思想と体系』公人の友社)。  

私の個人的な見解になりますが、文章をたくさん書いている人は能力が高いと実感しています。これは民間であろうと行政であろうと関係ないようです。私は、たまたま民間と行政の双方で働いた経験を持っています。その中で優秀な人、頭の回転が速い人、早く出世している人、そして自己実現している人は、常に文章を書いているという印象を持っています。

ここで「なぜ文章を書く人が、共通して政策力が高いか」を考...えると、それは文章を書く過程で、人はいろいろなことを考えるからです。人は何も考えずに文章を書くことはありません。人が文章を書いている瞬間は、必ず常に何かしら考えています。すなわち「文章を書く」ということは「考える」と、ほぼ同義語と捉えることが可能です。また人は文章を書く過程で、分からないことが生じれば、「調べる」や「他人に聞く」などの行動をとるはずです。これらの「わからないことを知ろう」とする積極的な行動を通して、その人の持っている知識の幅が広がり蓄積されていくのだと考えます。そして文章を書くという過程をとおして考えるという行為の積み重ねは、知識を智恵へ転換させていく糧となります。

さらにいえば、森氏の指摘する「自身の実践体験を文章にすること」が大切と思われます。なぜならば、自らが経験したことを文章化していく過程で、その人の思考の中で実践と理論の融合が起こるからです。その意味で、私の考える政策力を習得する王道は、「文章を書くこと」になります。この行動は極めて、自治体職員にとって大切なことと考えます。

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