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2013年2月 2日 (土曜日)

最終発表会を開催するにあたって。

磐田市で政策提言と自治体研修を結びつけた「草莽塾」というのがあります。今年度の成果も報告書としてまとまり、先日、塾生が市長をはじめ理事者に対して政策提言を実施しました。

 

無事に終わり、よかったです。第3期生の皆様お疲れ様でした。

 

下記は、その報告書の冒頭に、私がよせた文章になります。

 

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「最終発表会を開催するにあたって」

「知行合一」(ちこうごういつ)という言葉があります。王陽明(1472年-1529年、中国の明代の儒学者)が唱えた陽明学の学説にある言葉です。この意味は、知識と行動は一体であるということになります。すなわち、本当の知識は実践を離れてはいけないことを意味しているのだと思います。  

今日までの草莽塾は、座学や塾生同士の意見交換などが中心でした。時には卒塾生を交えての熱い議論もあったと思います。本来業務の忙しい中、視察にも行きました。視察先で現場を垣間見ました。草莽塾の中で様々な経験をしてきました。 草莽塾の多くの時間は、「考えること」に置かれていました。今日、草莽塾を卒業することになります。本当の草莽塾は「知行合一」に集約されます。

この言葉のように、あくまでも実践重視で、これからの磐田市職員としての人生を歩んで行ってほしいと思います。

パスカル(1623年-1662年、フランスの哲学者)は「思考が人間の偉大さをなす」と残しています(『パンセ』)。パスカルは「人間は考える葦である」で有名です。  

この「思考が人間の偉大さをなす」は、現場に行き、自分の目で見て、自分の頭で考えていく。そして、自分の言葉で表現していく。この基本的な一連の「思考」が人間としての意味をなすものであり、生きていくための力になるということを言っているのだと思います。この言葉は「知行合一」と同じような意味があります。  

草莽塾の卒業生は机上で考えていないで、ぜひとも、現場に行き住民の意見を聞き、自分の目で見て自分の頭で考えて、自分の言葉で関係者に説明していくという「思考」を実践してほしいと思います(もちろん、私もそうします)。この一連の「思考」の積み重ねが、力強い磐田市職員に変貌していくのだと考えています。  

最後になりますが、草莽塾を後方支援してくださった職員課の皆様、草莽塾のOBOGの皆様、いろいろとありがとうございました。視察を受け入れてくださった自治体や団体の皆様にも感謝申し上げます。 今日から10年後に「あの草莽塾があったから・・・」と熱く語り合える日が来ることを期待しています。草莽塾生に負けないように、私も一歩一歩確実に前進していきたいと思います。

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