社会安全政策。
●社会安全政策(しゃかいあんぜんせいさく)
社会安全政策とは、「日常生活に潜む危険要因を取り除き、あるいは発生させない状況をつくり、安全で安心な日常生活を再生し創造していこうとする能動的な取組み」と定義できる。
田村正博氏は、社会安全政策論を「犯罪を典型とする人間の反社会的な行為から、個人と社会(個人の生命、身体、財産、名誉、自由などの利益と、社会生活を営む上での共通基盤となるもの)を守る、言い替えれば犯罪等を統制・制御する、ための政策の在り方を研究するもの」と定義している(田村正博(2003)「社会安全政策の手法と理論(1)」東京法令出版『捜査研究621号(2003年6月号)』)。
昨今では、社会安全政策を推進するための条例が相次いで登場している。このような条例を「社会安全政策条例」と称する。
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