政策は「前」より「後」が大事です。
政策づくりは、「つくる」ことも大切ですが、その政策を検証することはもっと大事だと思っています。
当初、想定していたとおりに、政策が展開しなかったとき、その理由をしっかりと考えて、同じ轍を踏まないことが大切です。
もし、政策が想定とおりにいかなかったのならば、少なくとも、「外」と「内」の観点から、顧みるこ必要があります。
外とは、①市役所の場合は、そもそも市役所マターのじゃなかったということが考えられます。意外に、こういうことが多いのです。都道府県の仕事だったかもしれないし、事業者が主体のほうがよかったのかもしれないし、NPO団体がベストだったのかもしれない。まずは、「それって、本当に自分たちの仕事?」と反省することが重要です。
内とは、上記の①を考えた後、「やっぱり、この仕事は市役所だよね」という結論になってから考えます。市役所の内部に政策が進まなかった原因を見つけます。担当課の課長がやる気がなかったのならば、異動させるべきでしょう(降格も視野にいれるべきです)。財政的に厳しいと判断したのならば予算を増額することも一案です。このように、行政資源であるヒト・モノ・カネという観点から、「内」の原因を考察しています。
このように、政策は、ちゃんと実施した後、その成果をしっかりと把握することが、かなり大事だと私は勝手に思っています。
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