チャレンジする組織。
自治体シンクタンクの一つの役割に「チャレンジする組織」という意味があると思います。チャレンジの意味を確認すると、「挑戦すること」や「困難な問題や未経験のことなどに取り組むこと」とあります。
挑戦すれば、すべてが結実することなく、挫折もあります。困難な問題に取り組んだり未経験の分野に参入すれば、失敗することもあると考えられます。 失敗とは「物事をやりそこなうこと。方法や目的を誤って良い結果が得られないこと」という意味です。
失敗をしたのならば、所期の目的や方法が間違っていなかったかを省みることで、次の飛躍につなります。このことは「失敗は成功のもと」と言われ、「失敗すれば、その原因を反省し、方法や欠点を改めるので、その後の成功につながる」という意味です。 自治体には「失敗は許されない」という風潮があります。
確かに失敗の許されない組織(部・課・係)もあるでしょう。しかし、自治体シンクタンクのような企画部門には「失敗は許されない」という考えは当てはまらないでしょう。そうでなくては「チャレンジ精神」が登場してきません。失敗しても、それを糧として次の飛躍につなげていくことが大事です。
もちろん「失敗ありき」ではいけません。そのような組織は成長しません。成功を目指して、綿密に計画を立てて確実に前進していくことです。そして時にはダイナミックに動くことも大切です(「チャンス」がきたら一気に動きます)。
そして万が一失敗したと自覚したのならば、その要因をしっかりと考え対外的に報告(発表)していく勇気も必要と思います。
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