発信する組織。
様々な取り組みをしていくことが自治体シンクタンクの使命でもあります。ただし「取り組んだだけ」では自己満足ですし、誰も評価してくれません。取り組んだ内容を適切に的確に発信していくことが求められます。なお、他人満足の前には自己満足が必須と思います。そのため、まずは自己満足が重要です(自己満足しなければ他人満足は促されない)。
発信の事例として、例えば、戸田市政策研究所は、「図書出版」がありました。自治体の取組みを出版することは稀です。既に2冊の図書を世に問うています。また、同研究所は「めるまが」も発行しており、一つの発信手段になります。原則、毎月1回発行される「めるまが」を通じて戸田市政を関係者や関心者にお知らせしています。この「めるまが」から、新たな出会いも創出されています。
既に多くの自治体シンクタンクが取組んでいますが、ホームページの開設やシンポジウムの開催も発信の手段です。三芳町政策研究所は同研究所のFaceBookを持ち、ほぼ毎日情報を発信しています。少しずつ効果がでてきています。まさに、継続は力なりです。
実は、発信のためには「受信」が重要なのです。発信とはアウトプットと言え、受信とはインプットと指摘することができます。いい発信のためにはいい受信が重要です。 発信の質を高めるためには、まずは受信の量を多くしなくてはいけません。次の段階は、実は量だけではためで、いい受信(情報)と悪い受信(情報)を見極めることが大切です。
まさに政策力に左右されます。つまり発信のためには政策力が必要になります。この政策力を形成していくことが自治体シンクタンクの役割であり、以前、こちらで言及したとおりです(ので、そちらを参照してね◎)。
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