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2014年2月 3日 (月曜日)

議会報告会の可能性。

土日は、鎌倉市議会が開催したオープン・ミーティングに行って来ました。開催案内は、【こちら】にあります。

http://youtu.be/A1Lp8IyPxgE

どの議会も、議会報告会が手詰まり感を迎えていますが、このオープンミーティングは議会報告会に可能性を見出すことができたのではないでしょうか。上は、youtubeになります(見れるかな?)。youtubeで「オープンミーティグ」と検索すればヒットします。

市民の参加は100名を超えていますし、彼ら彼女らのアンケート結果を拝見すると、私の感覚では98%の市民は満足しており、今後もオープンミーティングの開催を期待していました(しかし、どんなアンケート調査でも、必ず数%は否定的な意見があるものです。けど、今回は、ほとんど否定的な見解はありませんでした)。

オープン・ミーティングの詳細は、鎌倉市議会に聞いていただきたいのですが、これはワールド・カフェを採用(応用?)した手法になります(ちなみに、今まで、何回かワールド・カフェに参加しましたが、それぞれ微妙に進行が違っていて、どれが本当のワールド・カフェなのか、私には理解できません)。

今回、オープンミーティングを実施するにあたり、私は、次のしかけを入れました。いろいろと考えたのですが(意外に私は考えているのです)、今回は3点下記します。

まずは、テーブル・ホストとして大学生を採用したことです。議員や市民、職員がテーブル・ホストをすると、どうしても彼ら彼女らの考えに流されてしまう可能性があります(誘導されてしまう可能性があります)。そこで無色透明の大学生にテーブル・ホストを担当してもらうことにより、中立的な意見交換が出来ると思いました。実際、そのとおりとなりました。また、大学生がいれば、議員vs市民や市民vs市民、職員vs市民という不毛な議論に陥らないということも想定していました。大学生の前で、そんな私利私欲剥き出し(?)の議論をしてしまったら、大人としてみっともないですからね・・・。私のこの考えが当たったかどうかはわかりませんが、「対立」ということはまったくありませんでした。

ちなみに、大学生ならば、誰でもいいというわけではありません。ある程度、司会進行ができたり、最低限のマナーを守れるなどの基準で大学生を選定しました。あと、私がまぁまぁ仲がいい大学生(教え子)ですね。もし何か大学生が粗相をしたら、私が土下座でもなんでもして謝らなくてはいけません。その意味で、私が土下座でもして謝ってもいい大学生を選定しました(あまり知らない大学生のために、彼ら彼女らが粗相したからといって、私はあんまり謝りたくありません)。

あと、就職活動を向かえる大学生を優先的にお願いしました。というのは、今回のオープン・ミーティングは、意見交換だけではなく、発表の機会もあり、その発表は大学生にお願いしたからです。人前で発表する機会は、就職活動に向けて大きく彼ら彼女らに貢献します。実際、第1回目より第5回目の発表はかなりよくなっていました。また、司会進行も、よくなっていました。素晴らしいことです。

次に、第1ラウンド、第2ラウンドと進み、第3ラウンドにいくとき、あえて、第3ラウンドの前で、問題提起を投げかけました(問題提起は誘導してしまう可能性があるため、慎重にしなくてはいけません)。参加者と話していると、この(どうでもいい)投げかけも、意見交換を深めるのに、「大変によかった」とのことでした(6名の参加者が、あの時点で投げかけてもらうのは、よかったと言ってきてくれました)。問題提起を投げかけたのは、少し別の視点を提供することで意見を深めていただきたいという意図がありました。すべての回・テーブルで、そのとおりになったかと言えば疑問ですが、これも、私の意図とおりにまぁまぁうまく行ったと思います(自分で自分を褒めてあげたい。誰も褒めてくれないので)。

そして、意見交換だけで終始せず、「発表」の機会を設けたということです。この発表は解答を求めるものではありません。この発表の機会は、参加者全員が知を共有化する意図がありますし、一体感も生まれます。そしてこの発表は、「こんな意見交換をしました。で、議員の皆さん、私たちの意見交換をどう思います?」という意味があります。つまり、市民から議員(総体としての議会)への投げかけです。この投げられたボールをしっかりとキャッチして、どのように(議会基本条例や議会活動等に)反映していくかは、今後の議会の取り組みになります。もし、市民から投げられたボールを議員がスルーしちゃったり、一度はキャッチするけど、相手である市民に投げ返さずに、違うところに投げてしまったら、議員不信(議会不信)を招くことになります。その意味では、議員(議会)の度量が試されているのですし、このオープン・ミーティングは議員(議会)としての覚悟が求められているのです(ちなみに一体感を得るために全体集合写真もしました)。

後半は、議員さんに対して、ちょっと厳しいことを書いていますが、鎌倉市議会は大丈夫と勝手に思っています。意見交換の言いっぱなしの結果は、何かしら反映させてくれると思いますし、その後の説明責任もしっかりと果たされると確信しています。

そのほか、私のしかけは、いろいろありますが、もう眠いので、この辺で・・・。今回のオープン・ミーティングは議会報告会の新たな可能性を見出すことになりましたし、これは議会報告会の「鎌倉市議会モデル」になり得ると実感しました。

もちろん、反省点も多々あります。これは、そのうち書きたいと思います(が、たぶん、忘れちゃって書かないと思います、今までの私の傾向だと)。いずれにしましても、参加された大学生の皆様、鎌倉市議会の皆様(議員&事務局職員)、市職員の皆様、ありがとうございました。そして何よりも、参加された市民に感謝です。意見交換を進めることで、すべての主体者が目指すべき「山」が見えてきたのではないでしょうか。この「山」を目指して進んでいくところに、鎌倉市の発展はあるのだと思います。

あぁ、今日もこんな時間、今日も朝早いです。。。今週も激務の日々になりそうです。。。

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