« 行政評価を考えてきた。 | トップページ | 地方田舎の観光振興。 »

2014年3月10日 (月曜日)

行政評価を考えてきた。

先日の続きです。内部評価と外部評価の結果を組み合わせて(マトリクス化して)、事業の方向性をだします。外部評価は、「この事業は廃止」や「この事業は縮小」なんて決めません。外部評価は、あくまでも、外部の視点から評価するだけです。

なんで、黄色と赤色のついた事業については、別途「(仮称)事業改善検討委員会」を立ち上げ、ここで議論します。構成メンバーは、副町長、教育長、外部評価委員会長、専門委員(こりは私)です。この委員会で、「この事業どうする?」と検討して、一定の結論をだします。そして、その結論を町長に答申して、最終的に、町長が「この事業は廃止」とか「この事業は継続」などと決めることになります。

つまり、三芳町の行政評価は、①内部評価→②外部評価→③それぞれの評価を組み合わせ→④事業改善検討委員会での議論、町長へ答申→⑤町長の決断、という重層的な流れにすることで、極力、客観性を担保するようにしています。ここまで、手間暇をかけた行政評価制度は、少ないと思います。これも、三芳町の特徴になります。

あと、行政評価って、目標値を決定することになります。目標値は、次の観点から、決定します。

○活動目標
活動目標は、事業実施の際に活動する内容(事業実施のプロセス)を数値化することにより、事業の活動実績を表すことができ、事業の効率性等を判断するためのものです。

○事業目標
事業を実施した際に、どの程度の実績を得られるか(結果)を数値化することで、事業自体の達成度を判断するためのものです。ここは行政対応などを意味します。

○成果目標
事業を実施した際の成果を表し、事業目標とされているものが、行政対応の結果、どの程度の効果をもたらすかを数値化するものです。

それぞれの目標値を担当課・係が決定するのですが、ここで、外部評価が関わります。それは、「この目標設定っておかしくね?」とつっこむ点です。なお、目標「値」については、外部評価は何もいいません。そもそもの目標設定の内容がおかしい場合に、「ここって、おかしくね?」とつっこむのです。

例えば、市役所が火葬施設を運営していて、その評価目標が「昨年度比3割増の稼働率」なんてあったとします。これって、「昨年度比3割多く死ね」ということを意味することになります。担当課・係は、そのおかしいことに気が付かないので、外部委員が「それって、おかしいぢゃん」とつっこんであげます。数値の「3割増」をつっこむのではなく、「そもそもの設定がおかしいよ」と気づかせてあげます。これも三芳町の特徴と思います。

そのほか、三芳町の行政評価制度には、いろいろな「しかけ」が入っています。もう少し、修正する点もありますが、次年度から、いよいよ本格稼働になります。楽しみです。

|

« 行政評価を考えてきた。 | トップページ | 地方田舎の観光振興。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 行政評価を考えてきた。:

« 行政評価を考えてきた。 | トップページ | 地方田舎の観光振興。 »