ローカル・カフェ。
●ローカル・カフェ(ろうかる・かふぇ)
ワールド・カフェを、その地域やその自治体にあわせて、実施したもの。例えば、ワールド・カフェには見られない「発表」の機会を設けたり、チーム単位で意見交換することなどがあげられる。
ワールド(World・世界の)に対してローカル(Local・地方の)であり、「ローカル・カフェ」と称する。ローカルの部分に、自治体名を入れてもいい。たとえば、「鎌倉カフェ」「戸田カフェ」などである。
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ワールド・カフェについて説明すると、1995年にアメリカのファニータ・ブラウンとデイヴィッド・アイザックスが開発し提唱されてきた。ワールド・カフェは、「カフェ」にいるような、リラックスした雰囲気のなか、次のような手順で行う。
それは、(1)参加者を少人数(4~5人程度)にテーブル(グループ)に分けて、特定のテーマについて意見交換を行う。(2)次にテーブルホスト(グループ内の進行役)を残して他のメンバーは別のテーブルに席を移動する。(3)テーブルホストは新しいメンバーに前のメンバーとの意見交換の内容を伝え、さらに新しいメンバーと意見交換を深めていく。(4)上記の(2)と(3)を繰り返する。その結果、あたかも参加者全員が話し合っているような錯覚を覚える。この繰り返しにより、新しい観点から「集合知」の創出が可能となる。
集合知を得ることが目的であるため、上記の形にこだわらず、様々なカフェの形があってもよいと思われる。それが「ローカル・カフェ」である。
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コメント
OK原さま
こちらも、コメントありがとうございます。
ちょうど、今日の講演で、このことも触れる予定です。
1回の意見交換は20分で、それを3回繰り返しました。そして、最後に、各班から、意見交換した内容をご発表いただきました。
時間はトータルで、2時間です。
なんとなくですが、2時間を超えると、ワークショップ形式でも、集中力がなくなるような気がします。
今日も、勉強会に伺えません。すみません。。。
投稿: M主任研究員 | 2014年5月22日 (木曜日) 08時16分
ワイルドカフェなんですけどね。
だいたい1テーブル1回の討論?会話?時間はどれくらいなんですかね?
投稿: OK原 | 2014年5月15日 (木曜日) 18時03分