効果の上がるシティプロモーション(認知度拡大編)。
今週も、なんとなく忙しかったような気がします。来週は、また出張の日々になります。
『議員NAVI vol.46』に「選ばれる自治体で生き残れ~効果の上がるシティプロモーション(認知度拡大編)」で寄稿しました。
最近は、シティプロモーション関係で呼ばれることが多くなっています。定住人口や交流人口の拡大は、そんなに難しいことではないのです。結果も数字としてだせるため、PDCAをまわすことにより、結果がよくなっていきます。情報交流人口もそうです。
一番難しいのは、シビックプライドです。住民の愛着度であったり、住民の地域づくりへの拡大など、いろいろと称されますが、これを測ることが意外に難しいのです。かなり定性的な部分があるので、本当に、難しい。
シティプロモーションは観光客を増加するんですよ→観光客がたくさんきて交通渋滞がでますよ、となり、合意形成が難しい。同様なことは、定住人口にも言えます。一方で、シティプロモーションで住民の愛着形成を促進するんですよ→そうだよね、となります。これは合意形成しやすいので、なかなか反対できないのです(それは、もっともなことだからです)。けど、数字化するのが難しく、結果的に、愛着形成が促進されたかわからない現状があります。
こんなことを思ったのは、いろんな議会の議事録をみると、「シティプロモーションにより、住民の愛着形成を促してよ」と言う議員が多いのです。それはそうなんですが、では、「具体的にどのような手法で愛着形成を促すのか」や「その愛着形成の度合いをどういう数字で具体的に測るのか」、さらに『愛着形成を実現することによる、目に見える成果は何なのか」と反問権を使って、執行部は議員に問いただしていただきたいと思います。けど、この反問権がないため、執行部は「頑張りま~す」しか言えないんだよなぁ・・・。
いやはやシティプロモーションは奥が深い。
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