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2014年11月 9日 (日曜日)

相次ぐ自治体シンクタンクの設置。

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今回のホテルの窓からの風景です。先々週くらいから、非常に寝不足です。日中が動けないので、夜に打ち合わせが入ります。そしたら帰るのも遅くなり、寝不足です(自治体も夜に打ち合わせができるといいのに・・・)。

以前、寄稿したエッセーを下記します。

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今春には、安城市と高浜市(以上愛知県)と佐世保市(長崎県)に自治体シンクタンクが登場しました。安城市は「安城市みらい創造研究所」という名称です。高浜市は「アシタのたかはま研究所」です。佐世保市は「佐世保市政策推進センター」を設置しました。

一方で弘前市(青森県)も自治体シンクタンクの開設に向けた検討チームを発足させました。 筆者の調査によると、安城市、高浜市、佐世保市を含めた自治体シンクタンク数は35団体となります。

全国で市区町村が設置主体となっている自治体シンクタンクは35団体あります。もちろん、中には開店休業に近い自治体シンクタンクもあるでしょうが、組織として残っている数が、昨年度末時点で35団体あります。傾向的には、少しずつ増加しています。

埼玉県戸田市の戸田市政策研究所は、過去、多くの自治体職員や議会議員が同研究所に視察に来ました。視察として選ばれる自治体シンクタンクになっています。しかし6年も経過すると、自治体シンクタンクの一つの役割でもある「ブレークスルー力」が弱っている気もします。その理由は、組織としての「慣れ」があるのかもしれません。

ブレークスルーは「困難や障害を突破すること」という意味があります。もしかすると、過去、同研究所の取り組みが様々な困難や障害を突破しつづけて、今は困難や障害がなくなっているのかもしれません。そのため同研究所のブレークスルー力が発揮されない(?)状況かもしれません。これから戸田市政策研究所を中心に、自治体シンクタンクについて振り返ってみます。

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