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2015年1月 6日 (火曜日)

箔をつけた自治体シンクタンクは失敗するかも。

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先日、久しぶりに(20年ぶりくらい)、こちらに行ってきました。そんな私もリピーターにカウントされるのでしょうか?雑誌とかで、リピーター率8割とか9割とかあるけど、その定義がわからないのです。

ところで、自治体シンクタンクの方と話していて、「確かに、そうだな!」と思うことがありました。政令市とか規模がある程度大きい自治体が自治体シンクタンクを設置すると、著名である大学教授とかを外部有識者に採用する傾向があります(←ここまでが、自治体シンクタンクの方の意見です。以下は私の見解になります)。

ところが、そういう自治体シンクタンクの5年後とかを見ると、縮小や廃止ということがまぁまぁあります。縮小や廃止になった理由を議会議事録などから探ると、(1)研究成果が見られない(研究のための研究になっている)や(2)予算がかかりすぎている(外部有識者への報酬など)、という理由が見られます。

政令市などはプライドがあるようで、著名な先生を活用することで、「箔」をつけようとしていると思われます。しかし、自治体シンクタンクにおいて重要なのは、研究成果の施策反映性です。そうすることにより、住民生活を繁栄していくのです。この点が担保されないと、自治体シンクタンクの持続的な発展はないようです。また、どの自治体も財政難ですから、あまり予算をかけることは難しいのかもしれません。

上記は、まだ仮説のレベルですが、自治体シンクタンクの方と話していて、そんなことを思いました。現場で生きている方と話すと、いろいろと発見があり、楽しいです。

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