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2015年4月18日 (土曜日)

選挙当日のマスコミの論調に疑問でした。

ちょっとまえになりますが、統一地方選の前半戦が終わりました。その中で、個人的にム・カ・ツ・イ・タのは、マスコミ(特に新聞社)の、今回の対応です。特に、個人的にひどいと思ったのは、M社とK社です(私のお世話になっているJ社とN社は、下記する傾向はありませんでした)。

何がム・カ・ツ・イ・タって、M社とK社は、今回の統一地方選挙に向けて、地方議会の特集を組み(特にM社は長期にわたって)、さんざん議会を悪く言ってきました。政務活動費の使用が不透明だとか、議員提案政策条例がほとんどないとか、議会は首長の追認機関となっているとか、号泣議員やセクハラ(ヤジ)議員など、とんでもない人が多いとか、とにかく、定量的に、また定性的など、さまざまな観点から、議会に対して、ある意味、ネガティブキャンペーンを打ってきました。

もちろん、議会(議員)を評価している記事もあるのですが、それは1割程度で、ほとんどが、「議会はまったく意味ないよね~」という論調です。そんだけ、ほぼ毎日のように、「議会って使えない」「議会って意味ない」を繰り返していました。そういう記事を読んでいて、まぁ、ある意味、一つの実態(一つの側面)だから、この点については、ム・カ・ツ・キませんでした。

ム・カ・ツ・イ・タのは、当日の朝の紙面です。

なんて書いてあったかと言うと、「さぁ、みんな清き一票を使おう」(趣旨)です。

おいおいっていう感じです。こんだけ毎日、議会に対する批判の記事を流していれば、それを読んでいる読者(有権者)は、議会に絶望し、無関心になるでしょう。「こんな議員ばかりいる選挙にいくのは馬鹿らしいよな」と思うはずです。実際、私の周りは、それらの記事に接し、議会に期待を持たなくなっています。

さんざん「議会ってダメだよ」ということを、前向きの視点ではなく、後向きの観点から、連載をしてきて、当日になって論説委員が偉そうに「さぁ、みんなで投票に行きましょう!」なんて語りかけています。特にM社とK社の論説委員は、頭おかしいんじゃないかと思いました。何が言いたいかと言うと、「あんたたちの記事が、有権者の投票を遠ざける一要因なんですよ」ということです。

「あの中華料理はぼったくりだ」「あの中華料理は手を抜いた料理をだす」「あの中華料理はまずい」と、中華料理の記事を書いておいて、「そうは言ってもさ、みんでにあの中料理に行こうぜ!」と言っているようなものです。さんざん中華料理の批判をしておいて、それを聞いた人たちは、間違いなく、あの中華料理には行かなくなります。特にM社はひどすぎです。きっとM社は「それはそれ、これはこれで、別です」という考えなんですが(マスコミはそういう人が多いような気がします)、実は、それとこれは関係していることが多いのです。

議員だっていろんな人がいますから、変な人もいます。けど、頑張っている人も多数います。そういう人にスポットを当てるべきと思います。また、いま議会はちょうど変革期なのです。そして変革に成功した議会は、しっかり執行機関を監視していますし、議員提案条例も相次いでいます。確かに、そういう議会はほんの一部ですが、マスコミは、そういう議会を特集すべきです。

ところが、大多数のまだ、変革できていない議会を取り上げ、「お前ら何やってんだ!」の論調は正直納得いきません。さらに言えば、町村議会は、圧倒的に議会資源(人物金)が不足しており、議会改革に苦悩している現状があります。その苦悩している状況をしっかり報道しましょうと言いたいです。そそもそ月額報酬を十数万でやっている議員さんも多いのです。そういう状況にも関わらず、「お前ら、住民の代表なんだから、ちゃんと働けよ」という趣旨の記事には、うんざりです。

というわけで、後半のマスコミの論調に期待です。

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