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2015年12月13日 (日曜日)

改名プロモーションに思うこと。

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今年度は、本当に、よくホテルに泊まりました。こちらも、以前泊まったホテルの窓からの景色です。

さて、標記の改名プロモーションに思うことです。大分県の「おんせん県」や岡山市の「桃太郎市」、丸亀市の「骨付鶏市」など、改名プロモーションを実施する自治体が続いています。その中で成功事例は、香川県の「うどん県」と思います。ちなみに福岡市には「カワイイ区」がありました(カワイイ区は看板を下ろしました)。 ž

この改名プロモーションは一時期、ガーッと広がりましたが、いまはそんなに広がってません(一部では浸透するかもしれません。全国的な潮流にはならないような気がします)。成功したのは「うどん県」くらいで、あとは数字を見ると失敗しています。ここでの数字とは観光客の増加や定住人口の増加、認知度(ブランドランキング)などです。 ž

改名プロモーションを実施しても、結局は中身が伴わないと効果は上がらないのだと思います。しっかりと地域のブランドが構築されてなくては、改名しても「名ばかり」状態になってしまいます。 ž具体的な事例を出して申し訳ないのですが、「骨付鶏」市(丸亀市)や「手ぶくろ」市(東かがわ市) に、想定する顧客に対して「観光したいか」や「定住したいか」という点が、いまいち私にはわかりません。

例えば「おお!骨付鶏市に住みたい★」や「手ぶくろ市に観光したい★」という顧客がどれだけいるか疑問です。改名することにより、いまは珍しいので、一時だけマスコミに取り上げられます。その結果、知名度は向上するかもしれませんが、しょせん一時だけです。

香川県は観光振興が目的であるため「うどん県」にしたと思います。「うどんに食べに行こう★」という顧客の潜在ニーズを掘り起こすことに成功しました。ただし、「うどん県」を聞いて「ぜひ住みたい!」と思う人はほとんどいないと考えます。あくまでも観光振興が目的と言うことです。

あと、私が思うことは、うどんという市場が大きいため成功したという一つの要因もあると思います。食による地域振興は、その食の市場規模に大きく影響されます。

骨付鶏市(丸亀市)や手ぶくろ市(東かがわ市)などの改名プロモーションが何を目指しているのかが、さっぱりわかりません(もちろん、当事者は、それなりに頑張っているとは思います)。両市がそうとはいいませんが、少なくない自治体は改名プロモーションすることが目的化しているところに限界があります。改名プロモーションは手段であり、目的ではないということです。

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