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2016年2月23日 (火曜日)

希望子ども数の誤謬。

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同じ写真に見えますが、連泊なのです。微妙に違うと思います。ホテルの窓からです。中国人や韓国人などが多くいました。ここ10年で、かなり変わっていました。

人口減少を克服するために、数値目標を設定するときに、自治体はアンケートを実施し、そのアンケートから数値目標を決定します。目指す合計特殊出生率も、アンケートなどにより、数値を設定する自治体が少なくありません。

「あなたは何人子どもを持ちたいですか」的なアンケートを行い、その結果から「希望子ども数」を抽出します。一見正しいような気がするのですが、注意すべき点もあります。これらのアンケートの回収率は3~5割程度が多くなっています。

つまり、そもそも子どもを望まない対象者は、アンケートを回答していない可能性があるわけです。「あなたは何人子どもを持ちたいですか」と聞かれても、「そもそも俺、結婚しないし、子どもも持つつもりないし」と思う対象者は、アンケート調査票を捨ててしまうでしょう。そのように考えると、「子どもを持ちたいと考える人」がアンケートを回答するため、「希望子ども数」は高くなる可能性があります。

なので、少なくない自治体の「希望子ども数」が高くなっているのだと思います。この点は注意しないと、目標設定を間違えてしまう可能性があります。

アンケートは、かならずバイアスがあります。このバイアスを考えながら、アンケート結果を使っていかないと、結構、間違えちゃうのです。注意しましょう。

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