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2016年7月29日 (金曜日)

言語明瞭・意味不明瞭。

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先日、いただきました。ありがとうございました。感謝です。

 

ところで、先日、いくつかの自治体で、自治体と金融機関の連携の方向性を探るために打ち合わせをしました。その際、国の示した自治体と金融機関との連携のゴールイメージを確認しました。国の資料には、次のように書いてあります。

 

「地域の企業や産業が、成長戦略(攻めの経営)をもち、地域活性化を推進するような環境整備・対応(産官学金労言・地域の総力結集)」

 

です。このゴールイメージから、達成したいことが明確に思い浮かべることができる人はいるのでしょうか。私は、さっぱりわかりません。 というわけで、この資料をもとに、自治体で意見交換しましたが、ほとんどが「言語明瞭・意味不明」とのことです。 一つひとつの言葉は知っているのですが、全体でみると意味がわかりません。そもそも、成長戦略や地域活性化の定義がなされていないので、読み手により、みなさん勝手に解釈するのです。

 

ついでに、大学の講義で学生さんに「この意味するところは何?」と聞いたら、回答はバラバ ラです。そして、最終的な結論として、ほぼ全員が「意味不明」となりました。国の方は頭がよすぎるので、こういう表現になるのかもしれません。が、こんなんだから、地方創生は失敗するわけです。

 

方向性を決めるときは(定義を書くときは)、まずは具体的な事例を例示し、その後、誰にでも理解できる数字をもってくる必要があります。例えば、「・・・という事例があり、・・・という取り組みがある(この事例は、地域活性化を推進する環境整備や対応の事例を明記する)。そして地域の企業や産業が、雇用率2%の改善や起業率10%増加という成長戦略をもち、地域内GDPの10%上昇を目指した地域活性化を推進するような環境整備・対応」という感じでしょうか。

もっと庶民にわかりやすい表現にしてもらいたいと思います。

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