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2017年3月20日 (月曜日)

シビルマキシマムのシビルミニマム化。

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こちらも先日いただきました。いつも気にかけていただき、ありがとうございます。

近年では、多くの地方自治体が地域ブランドの構築やプロモーション活動に取り組んでいます。地域ブランドは10年くらい前がブームだったのですが、再度、また注目を集めつつあります。地方自治体が、これらに取り組む一つの背景には、自治体運営が「シビルミニマム」から「シビルマキシマム」へ変化しつつあるからです。

シビルミニマムとは「自治体が住民のために保障しなければならないとされる最低限度の生活環境水準の保障」を意味します。全国どの自治体でも同じ水準の画一的な行政サービスの提供が目標とされました。住民はどこに引越しても、同じような行政サービスが提供されました。

そしてシビルマキシマムとは「個別性かつ柔軟性を持った自治体運営」と指摘することができます。個性とは「自分らしさ」や「よそにないもの」という意味があります。柔軟性とは「その時とその場所、その場合に応じた適切な判断ができること」や「様々な状況に対応できること」になります。この時代においては、住民はライフステージに応じて、生活する地域を選択するかもしれません。

地域ブランドもシティプロモーションも、本来は、その地方自治体の個性を売り込み、自治体運営の柔軟性が求められるのです。が、現在の状況を見ると、地域ブランドは画一化されつつありますし、シティプロモーションは膠着化しつつあります。どこも同じことをしているのです。結局は、地域ブランドやシティプロモーションのシビルミニマム化です。

全面的に違うことをするのではなく、ちょっとした創意工夫でよいと思います。ちょっとしたことの積み重ねが、個性や柔軟性につながっていくと思うのです。少なくとも私の関わっている地方自治体は、ちょっとちょっとずつ、その地方自治体の特長を活かしつつ、他自治体と違うことをしていきたいと思います。

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