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2018年3月 2日 (金曜日)

時間を潰しつづける兄弟。

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昨日のホテルの窓からは、来年度から、少しずつフェードアウトしていく地域になりますが、今日のホテルの窓からは、来年度から少しずつ強くかかわっていく地域になります。これから、毎回、始発のフライトで、東京に戻ることになりそうです。本当は、飛行機はイヤなのですが、次の仕事を考えると、仕方ありません。こちらの地域も、はやく軌道に乗せて、フェードアウトしたいと思ています。

ある地方圏の地域にいき、私の仕事が終わると、電車が来るまで、ファーストフードで時間を潰すのが日課となっています(地方圏は、なかなか電車がこない)。そのファーストフードで、よく一緒になる兄弟がいます。

その兄弟は、ハンバーガーを一つと、飲み物だけで、5~6時間ほどファーストフードで時間を費やすようです。隣に座り、彼らの会話を聞いていたら、そんなことがわかってきました。推測ですが、「子どもの貧困」なのだと思います。どうも母子家庭のようで、お母さんが帰宅するまで、時間を潰すことが日課となっているようです。よく言われますが、見た目は、普通の格好なので、一見して相対的貧困という状況がわかりません。

こういうことに対応するのが、行政の役割と、勝手に思っていますが、行政も実態把握が難しいので、苦悩しているようです。

私個人としては、いきなり彼らにおごるわけにいかず、困っています。いきなり、「好きなものを食べていいよ」なんて言ったら、やばい人です。子どの貧困を対応している団体(NPOとか)に寄付することか、私の立場として、子どもの貧困をなくす政策をつくっていくか、が私のできることと、いつも、そのファーストフードに行くと思います。

ちなみに、私は自発的に貧困を経験したので(それはセーフティーネットのある、守られた貧困でしたが)、お腹がすくことの恐怖・・・とまではいきませんが、そういう感情を持っています。なので、相変わらず、ファーストフードとかにいくと、大盛を頼んで、「食べれる時に食べておこう」という気持ちが残っているのですが・・・。

政策課題は、あっちこっちありますね。この世界に入って20年以上経験し、私なりに頑張ってきたつもりですが、なかなか世の中は改善されません。

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コメント

私もむかし、ファーストフードでやるせなくなったことを思い出しました。経済的かつ心の貧困が原因だろうなと。私の隣の席は母と小さい子供の二人連れ。母はこれから仕事に行かねばならず祖母だかが今日は子供の面倒をみてくれることができないらしい内容の電話をしながらイライラと子供に厳しくしていました。小さな子供にとってはそれでも大好きなお母さんと一緒という気持ちが伝わってきて、何もできない私は心の底で「真っ直ぐ育って幸せになってヨ。私みたいに味方はいるからね」と祈らずにいられませんでした。我が家の貧困より心が痛みます。

投稿: 佐藤有弘 | 2018年6月 1日 (金曜日) 10時44分

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