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2019年4月19日 (金曜日)

最近はやりのSDGs。

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先日は、こちらの対面にあるホテルに宿泊しました。今年度もホテル暮らしが多くなりそうです。

最近は、どの自治体にいっても、SDGsがはやりです。私が所属している組織もSDGsに取り組みつつあります。

私見になりますが、自治体の政策(施策、事業を含む)は、SDGsと言われる以前から、既にSDGs取組みそのものと思います。自治体の存在そのものがSDGsを推進してきたと言えると私は思っているのです。そんな自治体が「SDGsを頑張ろう」なんていうのは、「実は、今までわたくし自治体は、自治体らしいことをしてきませんでした。あらためてSDGsにのっかり、これから自治体を真摯に頑張ります」と言っているようなものです。それは自治体の自己否定(過去否定?)のような気がします。

例えば、現在、多くの自治体が取り組んでいる定住人口の取り組みは「11 住み続けられるまちづくりを」になりますし、自治体の教育行政そのものは「4 質の高い教育をみんなに」になります。自治体の取り組んでいるすべての事業がSDGsの17目標につながっているのです。この点を、しっかりと認識する必要があると思います(けど、そのことを認識していない職員が多くいるのだと思います)。

ただし、自治体の存在意義を再認識する意味で、SDGsは有効です。そこで、私の関わっている自治体の中で、いくつかの自治体は政策や施策レベルで、SDGsが掲げる目標とリンクしているのかを考えてもらっています。そして、総合計画に書き込むように薦めています。自治体が取り組むのは、このレベルでよいと思っています。これが第一段階とです。つまり、職員の意識をSDGsに向かわせることが大事と思います。

ところが、いきなり「SDGsやるよ」というと、職員の多くは「また仕事が増える」と思い嫌悪感を持ちます。そうではなくて「既にいま実施している事業がSDGsそのもの」と認識させることが重要と思います。これができてから、次のステージに進むのだと思います。自治体そのものがSDGsを推進してきた-を認識すること、そして自信を持つことが大事と、勝手に思っています。



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コメント

政策形成ではお世話になりました。

先生のおっしゃるとおりで、「自治体の存在意義を再認識する」意味では、非常に大きなことかと思います。
総合計画、総合戦略以外での大きな目標の認識と整理をすることにより・・・
17の目標において、関連する分野、関連する担当課で連携が取れるかもしれません。

それを総合計画にフィードバックするといいですよね。「今こそSDGsだ!」は少し私の取組みイメージとも異なります。

投稿: タッキー | 2019年5月 7日 (火曜日) 17時21分

ナッキーさま
コメントありがとうございました。
SDGsって、地方自治体は、既に実施していることなんで、まずは、それを認識することが大切と強く思っています。
けど、現場に行くと「また、新しいこと始めた・・・」という感想を持つ自治体職員が多いようです。

今年度も、そちらに伺いますので、よろしくお願いします。

投稿: M准教授 | 2019年5月 2日 (木曜日) 08時53分

お久しぶりです。SDGsに関しまして詳しく知らないものの、今、自治体のやってる事と変わらないことを言ってるなぁと思ってました。先生のおっしゃることで、もやもやがスッキリしました。

投稿: ナッキー | 2019年5月 1日 (水曜日) 23時52分

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