2009年2月 5日 (木曜日)

まさに学校崩壊。

私は大学で非常勤講師をしていて、評価は論文を課している。その論文の中身で、成績をつけている。

この論文の中身が、年ごとに酷くなっている。とても大学生の論文とは思えない状況がある。その中には小学生レペルの論文も多々ある。

以前、「大学崩壊」というテーマで書いたけど、ここ数年、大学生の学力がすごく低下しているように感じている。

上位の学生のレベルは変わっていないけど、底辺がとことんまで落ち続け、まだまだ落ちるという感じである。その結果、デキル学生とデキナイ学生の差が、かなり広がっているのが、私の印象である。

デキル層にいる学生は、常識力や教養力、マナー力を持っているけど、デキナイ学生の常識性、教養性、マナー性は酷すぎる。まさに、このレベルは小学生以下である。

例えば、私の講義で、「選挙権は何歳から?」と聞いたところ、「20歳」と答えたのは4人目であった。はじめに聞いた学生は「15歳」と答え、正直、私が固まってしまった。まさか、こんな回答がでるとは思わなかった(その後、18歳を経て、4人目で20歳に)。

また、友人の話によると、講義に枕持参で参加する学生もいるらしい。枕を持ってきて、講義中は寝ているとのこと。。。

さらに、ある友人の大学では、友人が講義していると、突然、学生がマイクを奪い取り、「先生、奪い返してこい!」などと言ったそうだ・・・(何もいえない)。

真面目に講義に取組む大学教員ほど、きっと、この現状を苦痛に感じていると思われる。正直、私も苦痛である(講義のために、休日を活用して、それなりに役立つと思われる資料を作成しているが、これがまったく無駄に思えてくる・・・)。

講義は、あまりにもうるさいので、出席を取らないことにしている。その結果、比較的、真面目な学生が講義に参加しているから、上記のような枕持参事件やマイク略奪事件は(今のところ)ない。

しかし、出席をとらないのに、毎回、ちゃんと出席し、私語をしている学生が少なくない。この行動に、私は理解に苦しむ。そして講義中に、注意しても、同じことを繰り返すために、非常に苦痛であったりする。

さらにいうと、今年度は「単位下さい」というメールが多い。昨年度の3倍くらいである。その学生たちの論文提出状況をみると、提出していないのである。そのような状況で、メールしてくる学生の気持ちがまったくわからない(4年生で就職決まっているならば、理解できるが、そうではない学生が多い)。

こんな学生たちが、数年後には社会に出ることになる。そうなったら、日本は滅びるのではないか・・・などと本当に心から心配している(社会が成立しないのではないか?)。

けど、ゼミになると話は別である。ゼミの学生は真面目であり、それなりに反応がある。こちらは、まぁまぁやりがいがある。そんなゼミの学生たちに私は、「そんじゃそこらの社会人に負けない人づくり」をしてきたが、果たして、そのことを理解しているゼミ生がどんだけいるか微妙である。

けど、あとあと、きっと、私の言動が理解できる日が来ると思っている。

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2008年11月25日 (火曜日)

・・・といわれている。

その学会で、こんなフレーズを多発している発表がありました。

・・・といわれている。

・・・だそうです。

・・・ときいている。

・・・のような気がする。

て優香、それって、ぜんぜん調べてないじゃん!ってことじゃん。

こんなんでいいのだろうか・・・いやよくない(と思う)。

そんな発表ばっかり、その学会は・・・

これって、どうなんでしょう?

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2008年11月24日 (月曜日)

日本的経営から納豆へ。

昨日のつづきですが、その学会には、おもしろい発表がたくさんあります。

その一つが、テーマと内容が全く一致していないのです。これも、おもろーです。

例えば、事前に配布された冊子をみると、「日本的経営の現状と課題」なんてあったとすると、実際の発表は、「納豆における菌の繁殖過程」みたいな感じなのです。

どうなったら、日本的経営が納豆になるのかわかりませんが、こんな発表が多いので、ついつい「どんな発表に変化しているのだろう」とドキドキしてしまいます。

学会は、こんな楽しみ方もありますよ♪

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2008年11月23日 (日曜日)

そんなのしらんがな。

某学会の大会に参加した。

大学教員が、淡々と発表した。そして質疑応答になった。フロアーから質問者が、「・・・のこの統計処理は、××の観点からいうと、ちょっとおかしいのではないですか?」と質問した。まぁ、もっとものことである。

そしたら、発表者は

「そんなのしらんがな!」

と回答していた(開きなおっていた)。

これには、某S研究所に勤務するK研究員も驚いていた。当然、私も驚いた。

しかも、そんな回答をもらった質問者は淡々としていた。そりゃ、驚くわな。

ああいう大学教員もいるのね・・・参考になりました。

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2008年10月 2日 (木曜日)

調査・研究の悩み。

最近、いろんなデータをつくっている。仮説を立証しようと、いろんなデータをつくっている。

例えば、「企業誘致条例の制定・施行により、当該地域への企業の進出は強まったのか」とか「1社あたりの工業出荷額と企業誘致条例の関係はどうなのか」とか、いろんな視点でデータを集めているが、なかなか仮説が立証されない。

仮説が立証されないとは、自分の思いとおりの結論が導出されないということである。そうなると、丸1日かけてデータ収集・加工したことが「無」になるような思いで、ぐったりと疲れてしまう。

「その過程は無駄ではない」と自分に言い聞かせているけど、こんなことが数週間もつづくと、「私の直観(仮説をたてる力)は、まったまないんじゃないか」と幻滅してしまう。

なかなか調査・研究はうまくいかないものです。

そして、そんな日がつづくと、やはり身体も病んできて、というか口内炎がたくさんでてきて、大変なことになっている(単に暴飲暴食という噂もありますが・・・)。

こんな日が、あと、どんだけつづくのかなぁ・・・

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2008年9月15日 (月曜日)

学会に参加してきました。

久しぶりに学会に参加して来ました。日本社会情報学会(JASI & JSIS) 合同研究発表大会です。

日々、仕事に追われていると、「研究<調査」という感じなので、今回、学会に参加して研究に少し触れることができて、よかったです。いろいろと刺激を受けます。

私は「地域ネットコミュニティ部会②」において、コメンテーターを担当してきました。地域ポータルサイトの研究が多かったんですが、大変に参考になりました。この分野も、今まで以上に本格的に調べてみようと思います。

20080913145618写真は、某新宿自治創造研究所に勤務するK研究員からいただいたものです。講演会(?)の写真のようです。

K研究員からは、私がコメントしている様子の写真もいただきました。ありがとうございます。K研究員の「何でも吸収しよう」という意気込みに脱毛、いや脱帽です。

学会に参加するたびに、「今年こそは、学会で発表しよう・・・」と思うのですが、そんなことを毎回思いつつ、3年がすぎてしまいました。

次こそは・・・

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2007年11月 3日 (土曜日)

学会に参加して思ったこと。

先月から今月にかけて、久しぶりに、相次いで学会に参加した。

ここ数年間は、何かと忙しく(?)、学会に参加していなかった(座長の時だけは参加しているけど、発表者や討論者としての参加はなかった)。

いくつか学会に参加して思ったことは、「研究が個別細分化しすぎちゃっているなぁ」ということである。

あまりにも、発表する人たちの研究が細分化しすぎちゃって、私の能力の問題なのだろうけど、私がほとんど理解できないのである(ていうか、何を言っているのか、理解できない発表者もいた)。

あと思ったことは、本来、研究は手段であると思うのだけど、昨今では、研究が目的化しているような気がしてならない。

というか、「博士号取得」という目的のための研究という感じで、「世の中に貢献しよう」という感じの研究が少ないような気がした。

この「博士号取得」に価値がおかれるため、研究が、ますます細分化しちゃっているのではないかなぁ。

そんなことを、学会に参加して思いました。こんな研究でいいのかなぁ。。。

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2007年9月10日 (月曜日)

社会学者について。

なんで社会学者は、行政の委員会や審議会のメンバーに選ばれることが少ないのだろうか・・・

国の委員会などをみると、経済学者や政治学者、行政学者などであり、社会学者は極めて少ない。そんなことを友人と話したら、下記の回答だった。

①社会学者は結論を導出しないから。

確かに、ある社会学者は、ある問題に対し、「A学者は●●●と言っている。そしてB先生は×××が最善の方策と指摘している。そしてC研究者は■■■という見解を述べている」という発言をする。

で、私が、あなた(ある社会学者)に、「あなたの結論は何ですか?」と聞くと、そのある社会学者は「ごにょごにょごにょ」という感じで、自分の意見を言わない。私の周りにいる自称社会学者は、こういう人が意外に多い。

これって、社会学者というよりは評論家だよなぁ。というか社会学者と評論家は意外に同じ範疇なのかもしれないなぁ・・・と友人の結論を聞いて思いました。

②反体制が多い。

これも、確かに、「そうだなぁ」と思いました。現状を批判する社会学者(自称)は多いよなぁ。。。しかも批判はするのだが、他人の意見を借りてきて批判したりしている。

批判するならば、その批判を補完する解決案を提示すべきなのに、それをしない。。。結構、社会学者の人たちって、難しい人なんだなぁ、って思った。

もちろん、そうじゃない社会学者も多いです。

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2006年5月13日 (土曜日)

九九のできない大学生。

この4月から、某大学の経営学部に助教授として勤務した友人が言っていたが、

九九のできない大学生がいるらしい。。。(日本人です。念のため)

私は、非常勤で、あっちこっちで教えてきたけど、今までに九九のできなかった学生さんには遭遇していないなぁ。。。

同じ大学でも、「優秀だなぁ」と思う学生さんと「おいおい、本当に大学生か?」という学生さんがいる。ここでも二極化が進んでいる。

日本は大丈夫か?

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2006年5月12日 (金曜日)

ハゲ山になる前に。。。

たぶん、作家の宮本輝氏だったと思うが、「作家は、山の木を切っていくようなものだ。小説を1本書くごとに1本木をきっていく。そして最後にはハゲ山になってしまう。そうならないためにも、常に、種を植えて、木として育てていかなくてはいけない(趣旨)」という感じで、エッセイに書いていたと記憶している。

研究者も、これに近いんじゃないかな、って思う。

私も、かなりインプット(種を植えた)したんで、一時期、論文を大量生産していたが(その出来不出来は別として)、最近は、木を切りすぎてしまったようで、論文を書くのに、かなり苦しんでいる。

論文を書くだけならば、重箱の隅をつつくような研究も、「アリ」とは思うが、どうも、これでは、社会の発展に貢献した研究とは言えないような気がして、そのような研究はできない。

なので、今年は、インプットの年と決めている。種を植えて、大きく育てないと。

自分で、アンケート調査なり、ヒアリング調査なりを地道にして、一次資料を自らつくり、それをしつつ、一方で、様々な文献にあたり、種を植えていこうと思っている。

そんな一年にして、社会の発展に貢献する大きな研究をしたいと思っている。

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2006年5月 9日 (火曜日)

Publish or Perish

昨日も、自治体シンクタンクについて、お話をさせていただいた。その時の資料は、ここにあります。

で、その時、立正大学大学院地球環境科学研究科の方たちと名刺を交換させていただいた。名刺を交換するときに、その方たちが書いた論文をいただいたのだが、皆さんから、数論文もいただいた。「すごい生産量だ!」と感心した。

やっぱ、若手の研究者は、こうじゃなくちゃねぇ(もちろん、分野によっては、なかなかアウトプットをだせない研究もあると思う)。

私の知っているS大学の某先生(今年から教授)なんて、大学院生の時から教授に昇進するまで、3論文しかないよ。しかも、そのすべてが学内向きの学術誌(大学院紀要とか)。こんな業績で、講師→助教授→教授と昇進させてしまうS大学のレベルの低さを感じてしまう。

ちなみに、その某先生に、かつて「どんな研究をして、どのような論文を書かれたのですか」と聞いたら、「私は研究はせず、教育に情熱を傾けているのだ!」と言っていた。

まぁ、その考えも分からないでもないが、ロクに研究をしていない先生に学ぶ学生さんが可哀想だよなぁ。。。なんて、思っている。

やっぱ、研究者は「Publish or Perish」が基本にないといけない!って、私は思っている。

しかし、本当に、昨日、名刺を交換させていただいた方々は、皆、研究の大量生産に大いに刺激を受けた!ありがとうございました。

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2006年4月 3日 (月曜日)

ガチッとした研究が大切。

今日から、新しい職場での(研究)生活がはじまった。皆さん、いい人ばかりで、純粋によかったと実感している(前の職場も、もちろん、よかったけど)。

今日、研究所の所長から、私に、次のコメントをいただいた。

「M研究員のいまの年齢ならば、あれもこれもと研究領域を広げないで、学術的な範囲を絞ったほうがいい。カチッとした論文を作成していく。年代によって、さまざまなタイミングやすべきことがある。それを意識すること。」

そして、再度、

「若い頃には、狭くて深い研究をすること。そして40歳代までは、カチッとした学術的成果をつくりあげていくこと。」

という内容だった。確かに、そうだと思う。このようなことは、かつて指導教授にも言われている。指導教授は、「10年の期間で、研究をつくりあげていくこと。」と話されていた。

上記のことは、私も認識しているが、いまいち、どこに焦点をあわせていいか戸惑っているのが正直なところである。

ただし、今年は、①自治体の政策形成能力の向上を「自治体シンクタンク」という視点から、ガッチリ研究していきたいと思っていいる。

また、②安全安心のまちづくりを「生活安全条例」の視点から、その効果や意義について、じっくり取り組んでいきたいと考えている。

いずれにしても、社会に貢献する研究をしていきたい。

話はかわるが、都道府県を対象に、「安全安心まちづくり」に関するアンケート調査を実施した(46都道府県から回収)。その調査結果は、私のホームページで近日中に公開予定である。

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