2017年9月 9日 (土曜日)

「地域包括ケアを実現する新たなまちづくり」 シンポジウムのご案内。

9月19日に、東京大学本郷キャンパス「地域包括ケアを実現する新たなまちづくり」 シンポジウムが開催されます。

私は、地域包括マッチング事業委員会の委員として参画しています(私以外の委員は重鎮ばかりです。間違って選ばれたとしか思えません)。いずれにしましても、ご関心のある方は、ぜひ、ご参加ください。詳細は【こちら】にあります。

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2017年9月 5日 (火曜日)

研修を実践に活用する。

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ホテルの窓からです。マッセOSAKAさんに行ってきました。私は「特別研修『政策形成実践研修』」を担当しています。しょせん、なんちゃって講師ですが、頑張っています。同研修は、府内市町村から参加した研修生が、特定自治体を対象に政策提言をするということです。

同研修の特長の一つに、①参加する職員さんに とっては、実効性ある政策提言が求められることにより、実践的な視点をもって研修に臨めるということです。同時に、②対象自治体にとっては、無料で、当該自治体を客観的に調査してくれ、しかも、財源の根拠をもった政策提言をもらえる・・・という意味で、とても安いシンクタンクという感じになります(安いというより無料ですが)。

デメリットをあげると、①研修生が何度か集まることにより、研修生にとって負担になる可能性があります(ただし、一時期は負担であっても、この研修で得るノウハウは、結果的に自信が担当する業務の効率化に結び付くので、中長期的にはメリットになります)。②事務局、対象自治体ともに、根回しなどの業務が負荷になる可能性があります(ただし、事務局は本来業務ですし、対象自治体は政策提言をもらえるということを考えるとメリットのほうが大きいような気がします)。こんなことがデメリットとして考えられます。

確かにデメリットはありますが、デメリットよりメリットのほうが多いので、全体的には実施したほうが良いと思います。多少のデメリットは、双方に発しますが、基本的には双方にメリ ットの大きい取り組みです。このような実践的な研修が、全国的に広がっていくとよいと思っています。

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2017年9月 2日 (土曜日)

非現実的なシティプロモーション。

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連泊です。というわけで、ホテルの窓からは、こんな感じです。ホテルに閉じこもる日々です。

最近は、シティプロモーションで呼ばれることが多くなっています。私を呼んでいだいている自治体には申し訳ないのですが、私はシティプロモーションの超専門家ではないのです。私は政策づくりの後方支援をしたいのです。けど、最近はシティプロモーションばかりです。

そのシティプロモーションですが、現実を見ているシティプロモーションの動きもあるのですが、依然として、非現実的なシティプロモ ーションも多いのです。「はっきり言ってあなたの自治体には、そんなの無理でしょう」ということがあります。そういう自治体は、やんわり断っています。

非現実的になる理由の一つに、自治体が策定した「地方版総合戦略」の存在があると思っています。 同戦略に、非現実的な目標人口を記しているため、それを達成するために、シティプロモーションも空回りしているという感 じです。この観点で考えると、地方版総合戦略を改定して、現実的な数字にすることが求められるかもしれません。そうすることが、シティプロモーションも現実的なり、実効性が担保されます。

あと、シティプロモーションで思うことは、ここで何度か指摘していますが、あまりにも成果のあがっていないシティプロモーションが多すぎるということです。結局は、担当者の独りよがりの自己満足的なシティプロモーションなのです。そういう自治体が、自治体系の雑誌などに「わが市のシティプロモーションはすごい」という趣旨で原稿を書いているので、個人的にはどうかなぁ・・・と思います。

どんなに実行したって成果があがらなくては意味がありません。この点は、しっかりと認識すべきと思います。

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2017年9月 1日 (金曜日)

政策のストーリー性。

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最近は、コンビニ弁当を、結構食べています。昔(20年くらい前)も、ほぼ毎日、コンビニ弁当を食べていたのですが、そん時は、そんなにイヤじゃなかったと記憶しています。が、最近は、さすがに5日間くらい連続でコンビニ弁当だと、何となく、身体が受け付けなくなっています・・・。それでもコンビニ弁当の日々なのですが。

さて、まじめな話です。政策を成功させるためには「政策のストーリー性」が重要と、最近、特に実感しています。私のかかわった自治体の政策のすべてが成功しているとは言えなくて申し訳ないのですが、私がかかわって明確なよい成果を出している自治体は、政策にストーリー性があるのです。

ある自治体で、政策立案者と意見交換をすると、「いま考えている政策がこうなって、こんな感じで発展して、そしてこういうメリットがでてきて、定住人口に結び付く…。おもしろいでしょう」と言う発言を何度となく耳にします。この政策立案者とは、市長や副市長をはじめ、部長、課長、係長、担当職員までを意味します。担当職員も、目を輝かせて、自分が提案しようとする政策を述べています。

政策にストーリーを持たせることは、とても重要と、最近は強く実感しています。特にシティプロモーションは、ストーリーを描きやすい。シティプロモーションを成功させたいのならば、ストーリーを明確にし、かつ可視化することが必要と思います。

皆さんが考えている政策にストーリーはありますか。

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2017年8月27日 (日曜日)

人材育成×政策形成は何でしょうか。

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先日、宿泊したホテルの窓からです。今月は、かなり凝縮したホテルの窓からの日々を過ごしています。何気に8月も忙しい日々を過ごしています。いつも何かの締切に追われています。

ところで、土曜日に自治体学会で「人材育成と政策形成を融合させてみた」というパネルディスカッションのコーディネーターをしてきました。個人的には、大変に勉強になりました。ちなみに、マッセOSAKAさんの主催です。

パネルディスカッションの趣旨は「『自治体研修の成果が、実際の政策づくりに活用できるのか』がテーマになります。『自治体研修を研修だけで終わらせてしまったらもったいない』と考えています。研修だけではなく政策づくりにも活かすことができるはずです。このような背景をもとに、公益財団法人大阪府市町村振興協会(マッセOSAKA)では、平成28年度に特別研修「政策形成実践研修」を実施しました。同研修による成果を大阪府内モデル自治体に提案しました。その結果、モデル自治体では、実際に予算化され、事業の実現に向けて進められています」です。

要は「人材育成×政策形成」ということになります。人材育成と政策形成をカケル(×)と何が生まれるでしょうか。そういう実験をマッセOSAKAさんはしているのです。当日のパネルディスカッションでも、「人材育成×政策形成の結果、何が生まれましたか」とパネラーやフロアーの皆様に投げかけました。いろんな回答があり、それがとても参考になりました。

こういう研修を3年くらいやっていくと、少しずつ成果が見えてくると思います。10年も続けられたら、とてもすごいと思います。だって、10年後には、その研修に参加した職員の中には、部長や課長が多く輩出されているはずです。その時に、マッセOSAKAさんの存在意義が改めて評価されると思っています。

10年後を見据えて、この研修に取り組んでいるところです。

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2017年8月25日 (金曜日)

そのアンケート間違っているよ。

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先日、宿泊したホテルの窓の景色です。昨年度は、定期的に伺っていましたが、今年度は不定期で伺っています。来月は、昨年度のメンバー大集合のはずなので、楽しみにしています。あと、ホテルにお菓子などが届いていました。藤川さんがわざわざ届けてくれたのでしょう。感謝申し上げます(もしかしたらホテルに連絡くれたのかもしれませんが、すみません、当日は飲みすぎて爆睡していました)。

で、またアンケート調査ですが、よくよく注意しなくてはいけないと思っています。ある自治体の市民アンケートをみると「子育て支援について、行政の取り組みとして重要と思うのはどれですか」という質問があります。その上位の回答は「子育て家庭への経済的負担の軽減」「小児医療体制の充実」「保育施設の充実」「子どもの遊べる施設の充実」などとなっています。

これって、全部、お金かかりすぎちゃうじゃん

と思いました。どの自治体も財政的に厳しく、現実的に上記の要望に取り組むのは難しいと思います。そうであるならば、上記の質問は聞かなくてもいいんじゃんいかなぁ・・・と思いました(逆に、聞くことにより、市民は「してくれるんじゃないか」と期待を持ってしまいます)。本来は、行政ができることを列挙し、その中から市民に対して「何を求めますか」と聞くほうが、とてもいいような気がしました。

また、ある自治体の別のアンケートでは、「子育て支援の充実」がとても低いポイントなのです。その理由を探ると、回答者(母数)が高齢者ばかりなのです。そのアンケートは6割移譲を65歳の市民たちが回答しています。これじゃ、子育て支援に回答は集まりません。ところが、このアンケート結果により、子育て支援の力の入れ具合を弱くしていくそうです。。。どうなっているのやら・・・。

アンケートは、しっかりとらえないと、間違った政策づくりとなってしまいます。意外に間違っているアンケートが多いのが現状です。なので、政策も間違え、成果もあらわれないのです。アンケートをとらえる基本的にスキルがないことが大きな問題と思います。

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2017年8月24日 (木曜日)

商店街振興を求めるけど、俺たちは商店街では消費しないけどね-という事実について。

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先日宿泊したホテルの窓からです。今月はホテルに宿泊する機会が多くなっています。また飲む機会も多く、やはり飲む量が蓄積されると、胃が重たくなります。このままだと、また吐血しそうなので、しばらくは禁酒しようと思います。

ある自治体の市民アンケートをみると、「地域活性化のために何が必要か」という質問があり、市民の回答はダントツで「商店街の振興」でした。同じ自治体の別の調査で、「日常の生活品はどこで買っていますか」という質問に対し「ショッピングモール」などとあります。これって、おかしいことが分かりますよね?

市民は、自治体に対して「商店街の振興しろよ!」と言っておきながら、市民は「だけど、俺たちは商店街で買わないで、ショッピングモールで消費するけどね-」と言っているのです。商店街の振興を求めるならば、「お前たちが商店街で消費しろ」と言いたくなります。ちなみに、いくつかの自治体市民アンケートを確認したら、同じような傾向が見られます。

つまり、市民はの総意は適当なのです。そんな適当な市民の創意に振り回される必要はないと思います。市民アンケートを確認すると、矛盾だらけです。なのに、自治体って、人がいいから、市民の適当な総意を真に受けて、政策展開しようとします。正直、無意味と思います(無意味とは言いすぎですが、あまり気にする必要はないと考えます)。

いまこそ、自治体として信念の持った政策展開、ぶれない政策づくりが求められるのだと思います。

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2017年8月22日 (火曜日)

良い結果を残すシティフロモーション。

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先日、宿泊したホテルです。ここは、だいたい1年に1回は泊まることが多いです。そのホテルの窓からです。

タイトルは「良い結果を残すシティプロモーション」としています。それは戸田市です。定住ん人口の増加、シビックプライドの拡充など、定量的に明確なよい結果がでています。多くの自治体がシティプロモーションに取り組んでいますが、戸田市のように、しっかりと、良い結果がでているのは、きわめて少ないのです。

多くの自治体がシティプロモーションの先進事例と称されますが、その中で、しっかりとした結果を残しているのは、ごくわずかです。つまり先進事例は成功事例とは限らないということです。N市もH市もシティプロモーションの先進事例で視察も多いですが、定住人口、交流人口は減少しており、住民の流出も拡大しています。さらに財政も悪化しています。こういう自治体は成功事例とは言えません。

しばしば戸田市の事例を紹介すると、「それは首都圏に位置するからでしょ」と言われます。この首都圏に位置するという好条件は否定しませんが、同じ首都圏に位置する自治体でも、多くの自治体が人口減少にあります。つまり、戸田市のシティプロモーションという戦略性が効果をあげているのです。「それは首都圏にあるでしょ」と言っている人は、そこで思考が止まっていて、何ら進展は望めません。

そんな戸田市の成功要因が、【こちら】で記事となっています。期間限定の掲載のようなので、関心のある方は、【こちら】をご覧ください。ちなみに、自慢ですが、私がしっかりかかわっている自治体は、比較的、いい数字がでているのです。東大和市などもそうです。本当にラッキーと思います。

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2017年8月21日 (月曜日)

子育て充実って人口維持できるのかな。

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先日、いただきました。こちらの自治体は、いつも気にかけていただき、ありがとうございます。

東京圏は曇りが多いようですが、私は炎天下で生活しています。先週は、豊中、鹿児島、宮崎、寝屋川、加西などとまわってきました。昨年以上に、夏に限って言えば、全国を徘徊しています。

転職にともない、断れなかった(?)仕事を、この夏季休暇に集中的にいれています。そうすると、とんでもない移動距離となってしまいました。この反省をいかして、すみませんが、また、いくつかお断りしたいと思っています。しばらくは全国を徘徊することになりそうです(大学がはじまれば、通常に戻ります)。

話は変わりますが、自治体のホームページをみると「子育てを充実させて、人口減少に対応します」という趣旨のことが、よく書かれています。これって、いつもどういうことかなーと思います。

子育てを充実して、自然増で人口を維持しようとした場合、だいたい1世帯当たり3人とか4人を産まないといけないことが多く推計されます。これって無理ですよね。しかも、一定の「層」をもつ団塊ジュニアが40歳を超えているため、たとえ結婚していても、年齢的に3人、4人と産んでいくことはむつかしい状況があります。

となると、子育てにより社会増を目指すということでしょうか。これは一部の自治体では可能かもしれませんが、全体的にはむつかしいはずです。というのは、子育て世帯が減少しているからです。この子育て世帯層は年毎に減少しています。母数が全体的に減少している中で、人口を維持させることはむつかしはずです。もし、人口の維持や増加を目指すのならば、母数が増加している層-つまり高齢者などーを対象としたほうが確立性は高まります。

なので、「子育てを充実させて、人口減少に対応します」に違和感を持つわけです。単に「子育てを充実させる」だけなら違和感はないのですが、そのあとにつづく「人口を維持しようね」とか「人口を増やそうね」というのは、総論的にはむつかしい感じています(上記の中で人口を増やすには、結局、競争になっていきます)。

話は変わりますが、いまマクドにいるのですが、私よりやや若い夫婦(と思われる)が話をしています。

妻らしき人「で、あなたの給料はいったいいくらなの?」
夫らしき人「・・・・」
妻らしき人「なんで、隠すの!ちゃんと教えてよ!」
夫らしき人「・・・・ごせんえん」

まさかの5千円です。本当か嘘かわかりませんが、私は飲んでいるコーヒーを吹き出しそうになりました。朝から、面白い現象に遭遇しました。

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2017年8月11日 (金曜日)

戸田市の奇跡。

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先日といっても、ちょっと前になりますが、いただきました。ありがとうございました。来月に伺いますので、よろしくお願いします。

昨日は都内でセミナー講師をしてきました。口内炎が5箇所あり、いずれも大きいので、口を動かすと痛くて困っています。ただでさえ活舌が悪いのに、ますます悪くなっているのは間違いないので、受講生の方にとってみれば「なんじゃこりゃ」と思っているのではないでしょうか。

口内炎は、特に食事のときが大変です。食欲はありますが、痛くて、食べる気持ちが失せてしまいます。こちらも十二指腸潰瘍などに起因しているのでしょうか・・・。

昨日のセミナーで戸田市の自治体運営の話を聞きました。この十年間では、戸田市は、行政の世界では知名度をあげてきました。それは革新的な政策を生んでいるからです。しかも、その多くが成果を残しています。まさに新規性が新機軸を生み出したといえます。そして、私は、この状況を「戸田市の奇跡」と称しています。

開発経済学の分野には「東アジアの奇跡」という言葉があります。この言葉は、1993年に世界銀行が発表したレポート『東アジアの奇跡-経済成長と政府の役割』によります。同レポートは、東アジアの国々が急速な経済成長を遂げた現象の分析になります。その急速な経済成長を「奇跡」と称しています。

奇跡とは「常識では考えられないような不思議なさま」という意味があります。この奇跡の背景には、戸田市のしっかりとした政策研究があります。その政策研究の重要性を、昨日のセミナーでは訴えていました。この奇跡を過去形にすることなく、今後も持続的に進めていかかがポイントと思っています。この持続性を担保するのも、やはり政策研究と思います。

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